遠くから見た瞬間、
「異様にデカイ蝶がいる?」
と思ってしまった。
まさか、そんなわけないとは知りつつ。
恐る恐る近づけば、案の定、オブジェ。
そんなことは考えるまでもないほど自明であるのに、
なぜかホンモノかと思わせる不思議な雰囲気が
ここ、水元公園にはある。
そう、ここは都内有数の田舎、いや、自然豊かな
バカデカイ公園、都立水元公園なのだ。
(でも、よく考えると、田舎といわれて気 . . . 本文を読む
葛飾区にある都立水元公園は都内有数の水郷地帯です。とにかく園内にある溜池がバカでかい!
そのうえ緑も豊富でちょっとした森林探検気分になれます。野鳥のバードウォッチングもできるようです。
写真は旧水産試験場跡地ちかくの風景です。べつに火事ではありません。夕焼けです。
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満開の桜の「個性」を描写したい、と思った。
先日このサイトで、「小さな桜」とちがって満開の桜は個々の「個性」が集団のなかに埋没している、というようなことを書いた。とはいえ、(分子レベルならいざ知らずこのレベルなら)物理的には「集団」を構成する「個体」を識別することくらいは可能なはずだ。わたしは、そう考えた。
ところが、これが困難を極めた。
「個体」に着目すると「集団」が消えてしまうので、結局 . . . 本文を読む
べつに、夜桜を見に行ったわけではなかった。たんに、時間が遅くなってしまって、結果的に夜桜を見物することになっただけなのである。
ただし、わたしの場合、いわゆる花見という宴会に出かけたわけではない。ただ桜を見たかっただけ。
それにしても、どうしてひとは寒さに耐えてまでわざわざ夜、屋外で花見=宴会をするのだろう? むろん「花より団子」なのだろうけれど、口実として「桜」がもちだされるところがオモシロ . . . 本文を読む
満開の桜もいいけれど、
「あれ、こんなところに?!」
というような、思いがけないところに、ひっそりと咲いている小さな桜も味わい深い。
でも、ひっそりしているようでいて、実は、しっかり自己主張しているのかもしれない。なぜなら、満開という集団のなかでは個々の花の「個性」は埋没するけれど、集団から外れてみると、案外輝いているものなのだから。
なんとなく、
「オレは徒党なんか組まないぞ!」
と . . . 本文を読む
水元公園の外周を縁取るようにつづく「さくら堤」通称「桜土手」は、この時期になると、桜が「屋根」のように満開となります。写真は、水元公園の正面入口のあたり。ただし、去年の撮影ですけど。今年はどうなんでしょうか?
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水元公園の桜土手にある自然保護区域には秋の七草のひとつ「フジバカマ」があります。新聞によりますと、7割程度が花を咲かせているとの由です。先日そこを訪ねた折には、どれがフジバカマの花なのかわたしには見分けがつきませんでしたので、代わりにレリーフを写真に撮ってきました。
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水元公園の中にある「メタセコイアの森」にて。丈の高いメタセコイアの樹林を見上げた風景です。ちょっと不確かな話ですが、詩人の萩原朔太郎が地元・前橋の敷島公園内の松かなにかの林を散策するのが好きだったとか聞いたことがあります(わたしも以前そこを訪ねたことがあります。たしかになかなか見事な公園でした)。しかし、われわれにも水元公園のメタセコイアの森があるのです! 将来、ここからスゴイ詩人が出現するかもし . . . 本文を読む