定番の位置から。いつもながら見事な勇姿だ。
西の空に残る月が大カエデの上に掛かっていたが、じっくり腰を据えたカメラマンがおり、諦めて反対側から光芒の撮影に切り替えた。
戸隠からの帰りは、久々に大望峠に寄ってみた。快晴の空に北アルプスの連峰を臨む。出川哲朗さんの充電バイクでも、ここに立ち寄ってたっけ！
ここは鏡池に比べるとカメラマンには人気がない様だ。その分、場所取りの心配など全くないので、落ち着いて撮れるのがいい。林に囲まれているので湖面が安定し、水鏡に映る青空と紅葉のコントラストが見事だ。
ひっそりと佇むみどりヶ池に、朝の秋景が映る。森林植物園の駐車場は満車なのに人の姿は疎ら。ここを訪れるほとんどの人は野鳥を求めて森の中へと消えてゆく。高倍率の望遠レンズを付けたカメラやスコープを担いでいるマニアが集まるエリアだ。
西岳から戸隠連峰までをパノラマ撮影。早朝の温度は３度で草むらは霜に覆われ、足元からしっかりとした冬支度が必要だ。
朝日が山肌を赤く照らせば、深夜から場所を確保していた皆さんの撮影目的はひとまず達成。こちらもその空いたスペースへと移動させてもらった。気が付けば、ほとんどが県外ナンバー。昨日は乗鞍・白馬で撮影だの、山田温泉の色付き具合がどうだのと、情報交換が飛び交うのも楽しい。
早朝の冷え込みが十分ではないため、水面に立つ霧が上昇してしまう。ベストな色付きにはもう２～３日必要なようだ。
天候が回復した早朝、久しぶりに鏡池へ。５時だというのに駐車場は既に満車で、遠くの路肩に停めて歩いて来る人も多い状況。真っ暗な中、撮影ポイントに向かうも既にカメラマンでぎっしり。漸く隅っこに三脚スペースを確保できた。
