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備忘録

七人の侍

2012-01-23 22:17:53 | 雑記録

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七人の侍

黒澤映画の金字塔であり、日本映画史上空前の超大作。
舞台は野武士が野盗化していた戦国時代。
ある村に住む貧しい百姓たちは、侍を雇って野武士の群から村を守ることに決める。
そうして集まった7人の侍と村人たちのもとに、ついに野武士が襲いかかる。

出演: 三船敏郎, 志村喬, 稲葉義男, 宮口精二, 千秋実

 

 交通事故がえん罪事件となっています。

 2006年3月3日、高知県高知市の国道56号線でこの事件は発生しました。対向車通過待ちのため交差点で停止中のスクールバスに、高速運転の高知県警の白バイが衝突した事故でした。バスが停止中であったことは、バスの後に停車していて事故の瞬間を目撃した学校長の品原氏は法廷で証言し、白バイの後を走行していた第三者の目撃者も白バイの高速運転を証言しました。また、乗客だった22名の中学生も同様の証言をしています。しかし、それらの証言は受け入れられることはなく、片岡さんは業務上過失致死罪で、1年4ヶ月の実刑判決を下されました。

 高知地裁片多康裁判官が片岡さんを有罪と認定したのは、事故現場に残されたバスのブレーキ痕(長さ1.2m)を撮影した証拠写真と、たまたま事故現場を通りかかり事故の瞬間を目撃したという同僚の白バイ隊員の証言があったからです。
〇バスのブレーキ痕の矛盾
 停止中のバスがブレーキ痕を残すことはありません。また、仮に1mのブレーキ痕がつくほどの急ブレーキをかけたとしたら、乗客の中学生や引率の教員にもけが人出たりするはずですが、けが人はなく、中学生の誰一人としてブレーキの衝撃を感じた人がいません。証拠とされたブレーキ痕はバスがつけた痕跡ではないことは明らかです。
〇目撃白バイ隊員の証言の矛盾
 その隊員の目撃証言には見えるはずの白バイが見えなかったり、見えなかったりと矛盾が多く、また、複数の中学生はその目撃隊員が事故現場にやってきたのは、事故直後ではないと証言しています。

 2011年7月。再審請求三者会談において、高知地検は証拠捏造疑惑の写真ネガの開示を行い、高知地裁はネガの検証を9月に行いました。その結果、片岡さん側は重大な意味を持つ新資料を入手し、それを解析しています。また、高知地裁もブレーキ痕の嘱託鑑定を実施しました。高知白バイ事件の再審は大きく動き始めています。

 今年の11月中旬には嘱託鑑定の結果が地裁に提出されます。その後 弁護側のネガ解析書の提出、12月の嘱託鑑定人の証人尋問と続いていきます。そして、高知地裁は3月~4月に今回の再審請求に対して判断を下す予定であることが片岡さんに伝えられています。新証拠が入手できたとはいえ警察権力相手の裁判です。加えて、「針の穴にラクダを通す」ほどに困難といわれる再審請求を開始させるには公平な裁判が必要です

 2007年の高知地裁の実刑判決以来、高松高裁、最高裁、国賠訴訟。そして、高知県警を相手に証拠隠滅罪や、偽証罪で告訴を行うなどして、司法に片岡晴彦さんの無実と事故の真実の解明を訴えてきました。しかしながら、すべての法廷で満足な審理はされることなく門前払いの結果となっています。
 高知県警証拠隠滅罪告訴においては高知検察審査会は「市民感情として、捜査がきちんと行われたとは思えない」として不起訴不当の議決をしました。しかし、高知地検は高知検視の議決を無視して再度、2009年2月に「嫌疑無し」として不起訴決定をしました。

 2010年10月の再審請求後に、大阪地検特捜部の証拠改竄の不祥事が発生し、小沢一郎氏一連の裁判では推認を重ねた不可解な判決が行われています。今の日本の司法は揺らいでいます。これは国民に成り代り、権力や司法を監視し、事実を伝えるべきメディアが機能していないためとおもいます。事実を伝えないと言うことは3・11以降の福島原発報道からも明らかです。事実、高知白バイ事件について、地元マスコミを初め、多くのマスコミは事故の事実を伝えていません。

 片岡さんを支援する会は、片岡さんの再審無罪を勝ち取りためには裁判官に事実に基づいた公平な裁判を強く求めて、信頼に値する司法を取り返すことが必要と考えています。そのために司法に対しする国民の関心と声を司法に伝えることを目的に署名活動を始めました。皆様のご参加をお待ちしています。
 

                          2011年11月10日
                          片岡晴彦さんを支援する会
                                     会長  高木幸彦
                 〒781-1911高知県吾川郡に淀川町長者乙2494
                     電話090-37802-2081 FAX0889-32-1696


以下 署名署名趣意書

 2006年3月、高知市春野の国道で高知県警白バイとスクールバスの衝突事故が発生し白バイ隊員が亡くなられました。業務上過失致死罪で起訴されたスクールバス運転手の片岡晴彦さんは、無実を主張していましたが「反省の色がない」とされて、禁固1年4ヶ月の実刑判決が確定し、2010年2月23日出所するまで兵庫県加古川交通刑務所に収監されました。
 わたしたちは、これまでの裁判において事実関係の審理がされたとは思いません。特に、二審高松高裁においては、柴田秀樹裁判長は片岡さんが提出した、バスの走行検証の結果や、日撃証人らの有力な新証拠を「審理する必要はない」として、証拠調べもしないままに一方的に却下しています。

 一方で矛盾点の多い検察側の証拠をすべて採用しています。この明らかに不公平な裁判による今回の有罪判決は、国民として納得できるものではありません。わたしたちは、真実を明らかにする必要があると考えます。

 片岡晴彦さんの提出した再審請求の受理と、すみやかに公平な再審の開始を強く求めます。

 

片岡晴彦さんを支援する会 について

2006年高知市で発生したスクールバスと高知県警白バイの交通事故で、白バイ隊員が死亡し、バス運転手の片岡晴彦氏は業務上過失致死罪にて1年4か月の実刑となった。しかし、片岡氏は停止中のバスに高速運転の白バイが衝突した事故であり、、警察の違法な捜査による冤罪として無実を訴えています。片岡さんは2009年2月に加古川刑務所を出所した後、2010年10月に再審請求を行いました。片岡晴彦さんを支援する会は、片岡さんの裁判活動を支援し、再審無罪を目指しています

2012年1月18日

アクセス上位30 ~ネットから締め出され、はや4ヶ月


2005年のエントリーまで登場していて、なかなか興味深いです。
季節柄もでていますが、年中上位のエントリーもあります。

こんなチンケなサイトですが、奇特にもアクセスくださる人がいらっしゃり、感謝に堪えません。
御礼申し上げます。

さて、Google、Yahoo、Bing に忌避され、Google検索に引っかからなくなり、すべてのエントリーが見えなくなって4ヶ月です。
「有害サイトだ」とどなたかがおっしゃってましたが、好きにしたらいいです。
   ■ 9日からネットで異変が・・・ ~アクセスが激減 --> こちら

 

 

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投稿者 hal : 15:27 | コメント (3)

原発事故の裁判所の責任を問う
第561回
マル激トーク・オン・ディマンド
(2012年01月14日)
 「被告は志賀原発2号機を運転してはならない」
 2006年3月24日、金沢地裁の井戸謙一裁判長は、被告北陸電力に対し、地震対策の不備などを理由に、志賀原発2号機の運転停止を命じる判決を下した。しかし、日本で裁判・・・

 

邦人帰国、北朝鮮の思惑は?「拉致」外しで支援獲得狙う

 北朝鮮の金正恩新体制が今になって、拘束していた邦人を帰国させた理由は何か。松原仁国家公安委員長は20日の閣議後の記者会見で、昨年3月、麻薬を密輸しようとした容疑などで北朝鮮で拘束されていた2人が日本に帰国していたことを明らかにした。松原氏は「前向きなメッセージ」と評価したが、日本が全面解決を求める拉致問題を除外して交渉し、支援獲得を狙う北の思惑が浮かぶ。(産経新聞)
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◇拘束されていた日本人2人が帰国
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◇北のメディアは野田政権を批判
・ [映像ニュース]北朝鮮「日本政治はめちゃくちゃ」消費増税を批判 - テレビ朝日系(ANN)(1月20日)

◇中井氏は拉致問題を協議
拉致再調査開始を要求 中井氏、北との協議終え帰国 - 中井氏は北朝鮮側に平成20年8月を最後に中断している日朝協議の再開による日本人拉致問題の再調査開始を要求。産経新聞(1月11日)
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◇内閣改造で松原氏が拉致問題担当に
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