令和4年 グンマーライド

本来なら先週開催予定だった「グンマーライド」
悪天候だった場合、今週に順延されることはすでに予定済み。
という訳で、1週間遅れたグンマーライドに参加してきました。

参加メンバーは提案者のあゆさん
コーディネーターのぽじさん
そしてgonさん、sepaさんと私の5名で
真夏のグンマーを堪能するサイクリングを挙行しました。

5時に草加市を出発。
8時少し前に目的地手前のコンビニに立ち寄ると
sepaさんと遭遇ｗ
相変わらず迎撃性能がいいsepaさん。
ちょっとした立ち話をした後、すぐに目的地まで移動しました。

駐車場に到着すると、お久しぶりのぽじさんがすでに来ていました。

ぽじさんは、すでにご自身のブログで書いている通り
昨年大きな手術を行い、今はまだ回復途上。
「外を走るのは久しぶりだぁ～」と話されていました。

しばらくすると先ほどコンビニで遭遇したsepaさん、gonさんがやってきました。
その間私は自転車を用意したり、ジャージに着かえたりして
走る準備をしていると、
時間ギリギリに今回のグンマーライドの提案者、あゆさんがやってきました。

いや、あゆさんは誰よりも早く来ていました。
ただ速く到着し過ぎた結果
赤城山を1本、登って来たそうです・・・←すげぇ

これで本日参加予定のメンバーも揃ったので
1週間待たされたグンマーライドがスタートしました。

赤城山1周が本日のコース。
数年前のぽじさんが、休憩込みで5時間半で走破したそうです。

このことは事前に告知されていましたが
私は完全にこれをスルー。
「今日はみんなでワイワイ赤城山1本登って、後はみんなでランチかな？ｗ」
何てことを考えてスタートしたことは
ぽじさんには絶対に内緒でお願いします。

いくら赤城山1周とはいえ、それなりに登ります。
というよりも登ったり下ったりで、平らな個所はごくわずか。
3本ほどの本格的なヒルクライムと
後はのこぎりのようなアップダウンを永延と繰り返します。

そんな難コースに悲鳴を上げてしまったsepaさんの身体。
少し前から股関節に違和感を感じていたそうですが
このコースを走り始めてすぐに
本格的に痛みを感じるようになったそうです。

残念ながらsepaさんは途中で離脱。
この辺りの地理は理解しているようで
そのまま帰宅の途につきました。

今日は最初から、sepaさんらしい力強さがないと感じていました。
早く体調を戻して、また次の機会にぜひ、よろしくお願いします。

残された4名は、そのまま予定を継続。
ほじさんの先導に導かれるまま
どこぞと分からない赤城のすそ野を彷徨います。

そして最初の休憩。

ここまでで、2本のボトルがカラになってしまったので
2リットルボトルを購入してきましたが
2本のボトルを満水にして、残りを飲み干しあっさりとカラ。
真夏の厳しい陽射しが照りつけるので
熱中症に最大限の警戒をします。

そしてここであゆさんの愛車を嘗め回すように堪能ｗ
クライミングバイクの最高峰エートスと新型デュラエースの夢のコンボですｗ

エートスもそうですが、性能の優れた製品は
美しいと思います。
性能や実用性を追求していくと、実はどんどん美しくなっていく。
ゼロ戦やF1カーが美しいのは必然だと考えていて
自転車も理にかなった性能を追求していくと
美しくなってくると思います。
そんな1台がエートスだと思いますが
残念ながら、自分の足には不適応な自転車なので
ただただ指をくわえて見ているだけの1品だと思っています。

その後、赤城山のすそ野の東側を登ります。
ここが今日最大の登り区間。
久しぶりに「山を登る」感覚を体感します。

途中、何度かトンネルを通過する場面もありました。
今回は交通量も少なく、怖い思いをすることはありませんでした。
トンネルは高速で横をすり抜けられると、とても怖いので
自転車でトンネルは走りたくないと思っていました。
今回は怖い思いをすることはありませんでした。

このメンバーで登坂力に優れるあゆさんが終始先行し
ついで自分かgonさんが追走するという展開。

gonさんと走るのは実に2年ぶりですが
これまで見たことがないほどよく登れている印象。
今年の富士ヒルでは、ワースト記録を更新したそうですが
そんなに登れてないの？
と思えるほど、よく足が回っているように感じます。

相対的に自分が登れていないだけかもしれませんが
ぽじさんが何度も「gonさんすげぇ！」と言っていたので
この日のgonさんは、自分の印象どおり
しっかり登れていたと思うのですが・・・

昨年、心臓の大手術後のリハビリ中のぽじさんは終始遅れ気味。
人間健康が第一で、全ては健康の上に成り立っていることは
一昨年胆のう炎の手術で、自分も経験済み。

ぽじさんにはあまり無理をして欲しくないと思いつつ
でもぽじさんが先行してくれないと、コースがわかりません。
多分、予定していたよりもかなりゆっくりしたペースで走り続け
やっと本日のピークに到達。
ここから下り基調のコースに変わるのですが
半分ほど下ったところで、ぽじさんの前輪がパンク・・・

なかなか思うように行かないですねぇ～

そして以前来たことがあるしゃくなげ温泉で休憩。
ここからは本格的な登りはないものの
細かいアップダウンが繰り返されるルートが待っているとのこと。

足はかなり削られている状態なので
出来れば緩いコースであってもらいたい。
来るべき次の展開に不安を覚えながら、体を休めていました。

天気がいいことはうれしいんだけど
今日の気温を考えると、晴天は逆に厳しい。
いや、晴れはうれしいんですけどねw

スタート前に赤城山を1本登っているあゆさんも
さすがに疲れてきている様子。
登り区間で大きく先行することが少なくなってきました。

一緒に走っているぽじさんが
「次の休憩地点は左側に見えてくるローソンだよ」
と何気なく話してくれました。

この何気ない一言が、実は本日最高のファインプレーｗ
ぽじさんから先行していた私とgonさんは
この言葉がなければ、完全にコースアウトして
かなりのロスをしていたことになっていたことでしょう。

ここまで地獄のようなアップダウンを繰り返して
やっと到着した休憩地点。
水分とカロリーを補給して、しばしの休息を楽しみます。

個人的に自転車の楽しみの何割かは
この休憩時間にあると思っています。
この日もかなり楽しい時間を過ごすことができました。

そして再びアップダウン地獄の中へ・・・

写真のような光景が何度もやってきました。
個人的には途中で足を休められるので
登り続けるよりは疲れないけど
出力の上げ下げが嫌いな方にとって
逆に疲れるコースであることは間違いなさそうです。

そして最後は下り基調のコースを気持ちよく走り抜け
やっと見たことがある道路に出ることができましたｗ

ここから駐車場まで、完全に下りの道が続きますw
楽に気持ちよく進めるけど、周りにたくさんの車が走っているので
周囲に気を付けながら、長いダウンヒルを堪能しました。

そしてやっと駐車場に到着～
長くキツイこーすだったけど、やっぱり楽しかったｗ

ロードレースのトレーニングには最適なコースであると思ったけど
さすがに1人で走れる勇気はないかもしれません。

かつて毎週のようにやっていた「デスライド」の空気を
久々に感じることができたサイクリングでした。
走行距離が100Kmちょいなので「デス」は付かないけれど
山の中で彷徨う、あの頃に戻れたような時間でしたｗ

ここで着替えや機材の片づけをしながら
歓談タイムの延長戦を堪能していたのですが
私のレンタカーの返却時間が近付いてきたため
泣く泣くひとり、帰路に着くことにしました。

正直に言うと、この時点でかなりギリギリのタイミング。
今日が日曜日や祝日だったり
ちょっとした事故渋滞があったりすると、多分間に合わない。
土曜日であることに感謝しつつ、関越道から埼玉県草加市を目指しました。

結局、何とか閉店時間に間に合って返却。
最近のハイブリッドカーは、燃費がいいのがありがたい。
今年廃車にしたマツダのアクセラスポーツ（2004年モデル)と比べて
約3倍燃費がいい。

まだまだ車を購入できるほどの収入は見込めないので
しばらくレンタカーにお世話になると思います。

不便な面は確かにあるけれど、
いろんな車に乗れるので、意外と楽しかったりします。
まあ、持つことのできない人間の負け惜しみですけどね。


5~8Kmほど走ってからスタートボタンを押しているので
ちょっと不正確な数字になっています。


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