2020年1月29日(水)、広島南アルプスの大茶臼山(413.2m)から丸山(457.6m)まで縦走した。大茶臼山は、山頂に無線中継所の白い建物がある、市内からもよく目立つ西広島駅の裏にそびえる山である。己斐峠の国泰寺近くの登山口には、最近できたバイパス道路によって急な階段が取り付けられ、これを登ると一気に高度を稼いだ。
1週間前の天気予報では降水確率80%だったが、朝から快晴で、前日までの雨で空気が澄み、遠く広島湾の島々を一望することが出来た。
山頂手前の岩の上から、宮島、広島湾、広島市街地を一望できた。
丸山の少し下の岩の上から、違う角度から、広島湾、広島市街地を眺めた。
下山は、先週と同じ春日野団地の西側に下山した。下山路に石積み堰堤や石組護岸があったが、いつの時代に造られたものだろうか?帰って調べたら、1925年(大正15年)・1928年(昭和3年)の山本大水害の後に、1932年(昭和7年)から約10年かけて造られたものだと分かった。
石積み堰堤は幅約20m・高さ3mで、護岸は災害に強い川底まで石で敷きつめられた全国的にも珍しい「三面石畳」というそうだ。
工事はほとんど人力だろうが、約90年前にこのような防災工事が丸山の中腹までされていたのに驚いた。
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