平成30年5月30日(水)、降水確率20%のくもり、今日を逃すと梅雨に入り、暑い夏もやってくるので、決行した山歩き。JR海田市駅からすぐの、低い岩滝山(192m)から日浦山(345.9m)へ縦走した。24日に登った藤ケ丸山から正面手前、枯れ木の上に見える低い山が岩滝山で、その左の、尾根に窪みのある少し高い山が日浦山である。
岩滝山へは岩滝山神社から登った。登山道からの眺めは抜群で、藤ケ丸山からの眺めのズームアップだ。右に黄金山、その左にかすかに元宇品、中央に金輪島、その左が坂町の森山と矢野連山。
日浦山からは、広島の市街地、鉾取連山と新幹線路、テレビ塔のある絵下山・海田の街・海田湾を眼下に眺めることが出来た。
日浦山に一番咲いていた木花は、樹皮がねじれていることから名前がついたネジキで、花は白のつぼ形で、スズランのようだ。石山山頂に咲いていたナツハゼの花に似ているが、ナツハゼの花は、薄い赤褐色で鐘形である。
平成30年5月24日(木)、広島市安佐北区の県緑化センターを囲む三つの山、三本木山・藤ケ丸山・立石山を縦走した。北方面から緑化センターに向かって谷間を入っていくと、右が三本木山、左が立石山、奥の正面が藤ケ丸山である。
三本木山(さんぼんぎやま、486.3m)
送電線鉄塔がある頂上から、北に樹間から白木山(889.8m)、西に広島市昆虫館の白いドームと左奥にかすかに広島湾が見える。
藤ケ丸山(ふじがまるやま、665.4m)
大岩展望台から藤ケ丸山(尖がった山)と、左の山すそに緑化センターがよく見える。
山頂からは、西の山から見ることが多い広島湾を北から眺めた。右に呉婆々宇山(ごさそうざん、682.2m)とその向こうに宮島、その隣に手前から黄金山、元宇品、似島。正面に金輪島、その左に坂町の森山、その向こうに江田島・西能美島。
北西には、遠く離れた阿武山の土石流の跡が見えた。
山頂で昼食を取る予定にしていたが、異常な数のハチが飛んでいたので、諦めた。
立石山(たていしやま、500.4m)
頂上は樹林の中で、眺望はない。5年前に登った長者山(571m)への縦走コースの案内板を見て、呉娑々宇山・藤ケ丸山・立石山・長者山の位置関係をあらためて確認した。
最近グループの山歩きが続き楽をしていたせいか、久々の単独行で思いのほか疲れた。
下山後の緑化センタ―では、1915年にアメリカから渡来したカルミアに目を引かれた。
平成30年5月16日(水)、広島南アルプスの一部区間、丸山(457.6m)・石山(俗称、420m)を縦走する。横川駅からバスで安佐南区山本町の春日野下まで行き、丸山から石山に縦走し、山の向こう沼田町伴に下山する。単独行では、思いつかないコース。登山道に咲いたヤマツツジを見ながら登り、途中、大きな岩の下、岩観音に寄る。落ちそうで「落ちない岩」は、受験生の人気スポットだそうだ。
丸山からの眺めは、どんよりした天候とうっそうとした木々で、いまいちなので、さっさと石山へ向かう。石山からは広島南アルプスの最高峰火山(488.3m)とその向こうに武田山(410.9m)・春日野団地が見えた。
石山山頂には、「ナツハゼ」が鐘形の小さな花を多数つけていた。
帰路は、火山に向かい、権現峠から沼田町伴に下山した。