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Ken坊の趣味と日常と仲間のページ

平凡なことを非凡に、非凡なことを平凡に書き綴る、
乱入大歓迎のブログ。

25.古・新・現代

2011-10-15 | 格技

本日は、きわめて個人趣味に偏った話題。

 

古武道という言葉を聞いたことのある方は少なくないと思う。

では新武道という言葉は・・・? “古”があるなら“新”も有るはず・・・

 

その通り。新武道というのは有る。

では、“古”と“新”の違いは何だろうか?

 

一般的には戦国時代~江戸時代、もしくはそれ以前に確立された武術を古武道。

一方、幕末から明治期以降に確立された物を新武道と呼ぶようだ。

 

具体的には、居合の諸流派や、剣術の一刀流、示現流、新陰流。

杖槍術の神道夢想流や宝蔵院流。 

古流柔術の大東流や竹内流。 そして古流沖縄空手・・・みたいのが古武道。

 

明治初期に加納治五郎が創設した柔道(講道館)や、空手の伝統4流派

(松濤館・剛柔流・和道・糸東流)などは新武道に分類されるようだ。

大正時代に植芝盛平が創始した合気道も、ぎりぎり新武道かなぁ。

 

さらには、現代武道というのもある。 

これらは第二次大戦後に創始された、まさに現代の武術。

宗道臣によって創始された少林寺拳法や、大山倍達によるフルコン空手の流れが

それである。

それぞれ伝統武術を学んだうえで、それに創意工夫を加えた内容になっている。

 

ちなみに、僕のやっている居合は古武道、空手は現代武道である。

 

う~ん、この手の話になるとやっぱり長くなってしまう。

興味のない人には全くつまらない話である事は承知のうえ。

趣味に走ったトピックでした。