本日は、きわめて個人趣味に偏った話題。
古武道という言葉を聞いたことのある方は少なくないと思う。
では新武道という言葉は・・・? “古”があるなら“新”も有るはず・・・
その通り。新武道というのは有る。
では、“古”と“新”の違いは何だろうか?
一般的には戦国時代~江戸時代、もしくはそれ以前に確立された武術を古武道。
一方、幕末から明治期以降に確立された物を新武道と呼ぶようだ。
具体的には、居合の諸流派や、剣術の一刀流、示現流、新陰流。
杖槍術の神道夢想流や宝蔵院流。
古流柔術の大東流や竹内流。 そして古流沖縄空手・・・みたいのが古武道。
明治初期に加納治五郎が創設した柔道(講道館)や、空手の伝統4流派
(松濤館・剛柔流・和道・糸東流)などは新武道に分類されるようだ。
大正時代に植芝盛平が創始した合気道も、ぎりぎり新武道かなぁ。
さらには、現代武道というのもある。
これらは第二次大戦後に創始された、まさに現代の武術。
宗道臣によって創始された少林寺拳法や、大山倍達によるフルコン空手の流れが
それである。
それぞれ伝統武術を学んだうえで、それに創意工夫を加えた内容になっている。
ちなみに、僕のやっている居合は古武道、空手は現代武道である。
う~ん、この手の話になるとやっぱり長くなってしまう。
興味のない人には全くつまらない話である事は承知のうえ。
趣味に走ったトピックでした。