あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

生きて、幸せになる

2007-08-17 00:21:26 | つれづれ
休みに入ってから、ずっと暑さに負けていたが、今日なんとか外に出た。
カメラをバッグに入れていたのだが、止まらぬ汗に参ってしまい、結局映画をはしごした。「天然コケッコー」と、「夕凪の街 桜の国」の2本だ。「天然コケッコー」については明日以降書こう。

さて、「夕凪の街 桜の国」は、こうの史代さんのマンガを佐々部清監督がメガホンを取り映画化した作品である。
原作もそうだが、この作品は原爆の被害について、投下から10数年後と現在とを描くことで、それが今も続いていて、決して過去の問題ではないことを訴えている。
そう、この前Marieさんがくれたコメントにもあった。

僕らは62年前の広島や長崎での被爆や、東京その他の地域であった空襲の被害を同じように経験することはできないし、経験してはならないと思う。でも、そのために努力しているだろうか。「憲法9条がある」というのも、「日米安保体制こそ」というのも、それらに委ねているだけという感じがする。僕の考えは前者だが、だからと言ってそれを積極的にどうこうしようとはしてこなかった。

皆実が亡くなるときにつぶやいた、「原爆を落とした人は私を見て『やった!またひとり殺せた』とちゃんと思うてくれとる?」いう言葉をかみ締めながら考えてみた。僕らは生きて、そして幸せになることを求めていこう。そしてさらに、その幸せを多くの人たちと分かち合おう。そのために、いがみ合う相手とも話し合い、折り合いをつけていくことが必要だし、過去の被害・加害とも真剣に向き合わなければならない。そう、歩みはのろくても、奇跡的に僕らが持ち得た「憲法9条」を鍵に…
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