Love

昨夜は、『ジョン・レノン スーパーライブ』に行った。Coccoさんと松山ケンイチさんが目当てだった。

席はステージの斜め後方の二階席で、正直「悪い席」だったが、それでも生のステージが持つ雰囲気は存分に楽しめた。

ジョン・レノンの、そしてビートルズの曲をどれだけ知っているかと言われたら、誰でも言える曲しか浮かばないが、嫌いではない。そして、そのうち数曲は部分的にだが口ずさむこともできる。それがどうしたという訳でもないが…

この日集まったアーティストの中には、知っている人も知らない人もいた。みんなジョンの歌を歌ったが、中にはただなぞっているだけのような人もいて「？」と思ったが、それもあっていいのだろう。

そんな中、Coccoさんはしっかり自分の曲のように、あの伸びやかな声を響かせていた。また詩を朗読した松山ケンイチさんも、彼の持つ誠実さが滲み出て深く聴き入ってしまった。

そして、オノ・ヨーコさん。先日出演されたNHKの番組を録画して見たときにも感じたが、パワフルで、生きる楽しさに対する貪欲さが羨ましい。

昨日の朝のどん底のような気持ちが晴れたわけではないが、いつまでも一人でいても、愛を求め、愛に生きたいと思い続けていいんじゃないかな。躁と鬱を行ったり来たりするように、心を揺らしながら…