あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

夢の記憶

2021-04-20 23:33:18 | 見上げる

寝ている間にみた夢を、最近は思い出せなくなっていた。熟睡してしまうからだろうか。確かに、ここ数日は22時前には眠りに就いてしまう。その代わりなのか、3時頃には目が覚め、ぼんやりとした時間を過ごす。

今朝も同じように、3時前に目覚めた。「眠らなきゃ」という願いが強ければ強いほど頭は冴えてきてしまうんだけど、今朝は1時間ほどで再び寝付けたようだった。
そして1時間後、再び目を覚ます。その時に見夢に起こされたように。
 
数人でハイキングに行った帰り道、ふと気づくとあとから付いてくるはずの仲間が来ない。もと来た道を引き返すと枝分かれした上り坂を上がっていったらしく、その道を辿った。少し先に人だかりが見え、さらに進むと、手にケーキを持った人や、並んでポーズを取る人が見えた。そこには、以前共に場づくりをした仲間の姿があり、ポーズを取るその一番端に立っていたのは、あの頃ずっと気になっていた人だった。
歩み寄り声を掛けるのが自然の流れなのだろうと思いつつ、後退りし、転げるように坂道を下った。いや、夢だからなのか、本当に転げ落ちていったように記憶している。その際の痛みを感じなかったのは、夢だからか、それとも、ここ数日の疲れによに全身に痛みを感じているからかもしれない。
 
思いを寄せる人に会いたくなることはあるけど、今さら会って何がどうなるものでもない。1%未満の可能性に期待する気持ちがないわけではないけど。
 
そんなふうに歳を重ねる。そんな節目を迎える前だったから、こんな夢を見たのかもしれない。カッコつける訳でもないけど、同じ空の下で幸せに暮らしていてくれたらいい。
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