最近空を見上げることが少なくなった。そう感じるときは、物事がうまくいかなかったりするときだ。確かに、今年に入ってからいいことがあまりない。
それでも昨夜は「スーパームーン」だというのでバルコニーから空を見上げてみた。 テレビで映すように大きくは見えないけど、いつもより少し輝きを増しているように感じた。
この月が照らす地球は輝いているだろうか。人々は輝いているだろうか。月に照らされるように、人は人によって照らされる。それは、こうして文字にするほど簡単なものではない。それでも、そんな世の中に憧れる。
俯いていては気付かないことがたくさんある。そのうち一つでも見つけられたらと願い、今夜も空を見上げてみよう。雨? それでもいい。