あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

くもの中

2009-01-08 07:18:02 | つれづれ
空一面に綿が敷き詰められたような、そんな空だ。そう、濁った色ではないのて、傘を持たなかったことに不安は感じない。

昨夜は、NHK教育テレビで放送されていた、子供の一日を追ったドキュメンタリー番組を観ていた。

淡々と彼らの姿を映し、時折話を聞く。それだけの内容だが、映し出される子供たちの表情がよかった。単に笑顔だけではなく、悩む姿、叫ぶ声、まっすぐな眼差し…
僕もこんな時があったのだと思うと、少年時代の、劣等感の固まりのような僕が振り返って見つめているように感じた。

気がつくと、布団も掛けずに眠っていた。咳き込む喉に違和感を感じた。

もしあの頃の僕に出会えたら、多分彼は「いくつになっても成長しないんだなあ」と思うだろう。そうしたら言ってやろう。「もっと積極的に生きろ!」と。でも、「そうすれば良いことがある」と続けるのは止めよう。それは約束されたものではなく、自分で見つけるものだから。
コメント
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