あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

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2006-11-29 23:30:42 | つれづれ
今日、初めてリアルタイムで「14歳の母」を観た。
ビデオで観る習慣がつくと、ほんの短いCMの間も、イライラしてしまうが、まあ、ガマンガマン…

さて、彼女はいよいよ出産の時を迎える。ただでさえリスクの高い出産であるのだが、周りの大人たちは、彼女に安心して出産できる環境を与えてはくれない。
それでも彼女は、愛する人との子どもと出会うため、歩き続ける… ドラマだとわかっていても、彼女の強さの前に弱虫の僕は呆然としてしまう。

ところで今日観ていて思ったのだが、出産に際して女性が迫られる選択は、男性の比ではないということだ。生む・生まないもそうだし、万一の時には、自分の命か、子どもの命かを選択しなければならないときもある。そんな時、「最後に決めるのは君だよ」などと言ってしまいそうだが、いや、僕にはできないだろうな。

昔、保健の授業で「妊娠中毒症」について習ってから、妊娠や出産を素直に喜べないようになったような… 女性と付き合うということは、それほどの責任を持たなければと思っているうち、いつも責任回避に走っている。

いや、リスクのない人生はないように、リスクのない愛もないのだろう。もしそんな愛を見つけたとしても、それはまやかしに過ぎないのかもしれない…
コメント (5)
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