時代の流れって言えば時代の流れだし、いまさらって言えばいまさらなニュースですねぇ。
ボール先のコールに変更＝プロ野球も大リーグ方式に （時事通信）
日本野球機構（ＮＰＢ）の審判部合同会議が２５日、東京都内で開かれ、審判員によるカウントのコールについて、従来のストライクから先を改め、今季からボールから先にコールすることを決めた。 これまでの「ツーストライク、スリーボール」が、今季からは「スリーボール、ツーストライク」とコールされる。
米大リーグをはじめ、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）などの国際大会ではボールのコールが先。 日本のプロ野球でも数年前から変更する方針はあったが、なかなか導入に至らなかったという。
井野修審判部長は 「きょうの会議で決めた。 国際大会も増えてきた。 今回がいい機会」と説明。 各審判員が巡回する２月の春季キャンプで各チームへの周知を図り、オープン戦から正式に導入される。
球場のスコアボードは上からストライク（Ｓ）、ボール（Ｂ）、アウト（Ｏ）の順になっているが、今回の変更でボール（Ｂ）を一番上にするかどうかは、当面は各球場の対応に委ねられることになりそうだ。
３年ほど前、Ｂｏｓｔｏｎから来た人が「野球が観たい」というリクエストがあり、神宮球場に連れて行ったことがある。 神宮球場に着き、その彼がまず最初に言った事は「ストライクとボールの表示が逆だね」ってことだった。 表示が異なるなんて思ってもみないことだったようで、相当驚いていた。 （ちなみに、日本式の応援の仕方もかなり興味深かった様子。 特に、スワローズの傘応援には相当目を丸くしていたなぁ。）
そういった意味では、今回の決定はやっと「標準」になる一歩を踏み出したとも言える。
でも、やはりＮＰＢのみなんですよね。 それじゃあダメでしょうよ、と。 社会人野球、学生野球、そしてリトルリーグなどのアマチュアも含めてやっていかないと。 まあ、もしかしたら明日の朝刊記事になるともっと詳細が伝えられ、アマチュア側とも話し合いを持っていく、ということが含まれているのなら良いのですけど。
ま、ＳＢＯだろうがＢＳＯだろうが、野球のプレーそのものにはほとんど影響はないでしょう。 でも、観る側は初め戸惑う人も結構多いのだろうなぁ、と思いますね。
特に、浦和や鎌ヶ谷といった２軍の試合を観に来ている定年退職後のおじさまたちは、このニュースを知らなかったら大いに混乱するかもしれませんね。 なんせ、野球を観初めてうん十年という人達が、いきなりまったく違うコールを聞くことになるのですから。 （ＭＬＢをテレビ観戦するような人なら別でしょうけど）
国際大会うんぬんもいいのですけど、外ばかり見ていないで、しっかりと内
なお、どうして千葉マリンじゃなかったの？、と言えば、会社から行くにはあまりにも遠かった、ってだけなんですがね。 帰りも宿泊先のホテルまで送り届けるのが面倒だし。