昨年の１２月５日降りしきる雨の中新宿南口まで出向き、私の人生初のお笑いライブ『ルミネ・ザ・キュートン』を見に行って参りました！
キュートンの名がどこまで浸透しているのかわかりませんが、現在は増谷キートン、椿鬼奴、くまだまさし、しんじ、アホマイルド（坂田・高橋）の６名で活動しているお笑いグループ（？）です。 といっても、普段はそれぞれで活動しているのですが。
テレビで比較的よくみるところだと、パチンコ三昧で有名な椿鬼奴、や、レッドカーペットやイロモネアにたまに出るくまだまさしでしょうか。
くまだまさしキューピーリーダーの増谷キートンは、「とんねるずのみなさまのおかげでした」の「細かすぎて伝わらないものまね選手権」で、ＲＩＣＡＫＯのものまねで第１回の優勝者になっていますね。 いまだに無名ですけど♪
お笑いはかなり好きなんですが、テレビで見るばっかりでライブで見に行くことってなかったんですよね、これまで。 どうしても、お笑い芸人を「アイドル」と勘違いした扱いをするファン達が多いというのがあって、ただ登場してくるだけで「きゃーーーーー♪」と黄色い声援が会場全体であがるなんて、正直ちょっと気持ち悪くって・・・ だって、面白いものを見て「笑い」に来ているのであって、別に芸人に見たいだけで来ているのではないわけで。。。 見たいだけだったら、出待ちしていたほうがいいんじゃないの？って思ったり。 （「野球」でも一緒の考えです。）
でも、ルミネの会場に入って少し安心したのが、観客の年齢層が案外幅広く（あきらかに６０歳以上の方々も）、男女比率も３：７くらいはあったんじゃないだろうか？ 某フ○テレビ系列の「紅色絨毯」「紅色劇場」あたりの人気芸人の単独ライブじゃなくって、本当に良かった。。。
本来は６時３０分に開場する予定だったのですが、実際に開場したのは６時４５分ころ。 なんだか開場準備に時間がかかっていて、という話だったので、「そんなに準備することなんてないんじゃないの？」「照明トラブルとかじゃないのかなぁ」なんて思っていたのですが、会場内に入ってその理由がすぐにわかりました。
全部の座席に海苔（一部だけ白紙）が貼ってあったのです。
養生テープを小さくちぎって海苔に貼り付け、その海苔をシートの背もたれ部分に一つ一つ貼っていく。 たしかにそれじゃあ時間かかるわな。 ルミネは約４５０席あるらしいですし、さらには海苔がはがれたり破れたりして、思った以上に貼り付けにくかったでしょうし。 相当、スタッフが苦労したんじゃないですかね。
そして、７時ちょうどに前説があり（すいません。前説してくれた２人組の芸人の名前忘れました）、実際にライブが始まったのは約１０分後。
幕が両サイドに開いていくと、椿鬼奴さんが！ 私たちの後ろの席の方々がキュートンのライブは何度か見に来たことがあるらしく、鬼奴さんが一人で舞台中央にいてあるセリフ（ネタばれするといけないのであえて書きません♪）を言うのは、定番みたいですね。
その後、コントあり、漫才？あり、熱唱ネタあり、完全なる下ネタありで、あまりにも馬鹿馬鹿しい（これは良い意味）時間が過ぎて行きました！ 中盤あたりで、２２連発の一発ギャグ（？）があったり、『あらびき団』で有名になったポージングあり、まったく飽きることなかったなぁ。。。
実際には、キュートンの６人だけではなく、コントとコントの間などでほかの芸人が持ちネタで場をつないでくれたりしていました。 （比較的）有名どころだと、Ｂコースのハブも出てました。 ハブは、一人でやると基本的に下ネタなんですね。
また、２年振りに舞台に上がったという現役バスの運転手、（英）田中 （読み方はかっこええ田中）、あたりも、なかなか良かった！ 本当に２年振りなんですかね、って言いたくなるくらい、頑張ってましたよ。
その他、良かったネタ（？）としては、
ビフィズス菌の喧嘩
アホマイルド・坂田の司会進行時にほくそ笑んでいる姿
ですかね。 ２番目なんてネタじゃないけど、テレビやＤＶＤだと映らない（映さない）、ライブならではの風景もなかなか面白いものです。
そして、２０１０年３月３日に今回のルミネ・ザ・キュートンのライブを中心としたＤＶＤが発売されます！
お金はどぶに捨てるつもりで（笑）、徹底した馬鹿馬鹿しさを楽しみたい、という方には大いにお薦めいたしますよ
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「どうしても過去のキュートンを観たい♪」とおっしゃる方は、以下のＤＶＤに出ていますよ（キュートンは、ＶＯＬ．２に収録。） 予習にいかがでしょうか？
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なお、私の笑いのツボは、基本的に「あらびき団」の寒い系ネタでも十分ストライクゾーンでございます♪