現地にいたわけではないので細かいことはわかりませんが、言えることは一つ。
何が起こっていようと、マリーンズを応援する！
そういうことですよね。
私はテレビ（テレ玉）で１０点差ついた後から見ただけですが、応援団（渦中の主力の方々がいなかったようです）のリードできちんと声を出して応援していたじゃないですか。 いつもと変わらず。 「マリンブルーの風」さんのところでアンケートを採っていますが、アンケートを採るまでもなく、球場に着いたらマリーンズファンのとる行動は決まっていたわけです。 私を含め、マリーンズファンブロガーなどがネガティブキャンペーンを張って心配するまでもなかったということです。
そりゃあね。 これで問題が解決したとは思っていませんけど、少なくともマリーンズファンが球場内でやることは決まっていたわけです。 そう、
私が言うのもなんですが、少し安心しましたよ。
さて、試合の方を簡単に（完全に消化試合ですし）。
まあ、ライオンズの自滅、って面が大きかったのも確かですが、南・早坂・田中雅といった「１．５軍クラス」が活躍したのは嬉しいですね。 これこそ消化試合の醍醐味！
今日の試合のお立ち台となった南。
初回、押し出しなどで２点先制した後、南がアウトコース低めのストレートをしっかりと右中間へ弾き返し、２点追加。 この一打でかなり有利に試合を進めることができるようになりました。
今季、初回に相手のミスに乗じて得点しても、タイムリーヒットがなく得点した場合、その後まったく打てなくなってあっという間に逆転される、なんてことが良くありましたからね。 そういった意味でも貴重な一打を放ってくれました。
５回にも高めのストレートをバックスクリーンまで飛ばす２ランホームラン。 これで本日４打点。 昨年までのプロ９年間で３打点しか挙げていない男が、今日の試合だけで４打点ですよ。 消化試合だけの男にならずに、来季、是非とも１軍定着→覚醒→レギュラー奪取できるよう、頑張ってもらいたいですね。 強肩は本当に魅力であり、他チームにとっては脅威になりますしね。
で、早坂。
５回のタイムリー３ベースの打球および走塁も見事でしたし、初回の中島のセンターフライをフェンスにぶつかりながらキャッチしたのも素晴らしかったですが、この日の一番は２回の本塁への突入ですよ。
堀が放ったファーストゴロの間に本塁へ。 完全アウトのタイミングだったにも関わらず、キャッチャーの背後から手だけをホームベースに回してタッチする、という技ありの走塁。 残念ながら私はリアルタイムでは見ることができなかったのですが、ダイジェストを観て「すげぇ！」と思わず叫んでしまいましたよ。
やらかしも多かった早坂ですが、だんだん安定したプレーができるようになってきました。 その上で、アグレッシブなプレーを続けていますから、打率が２割２分に届いていないとは思えないほどの印象度があります。 春季キャンプで自ら申し出て外野挑戦したことが、今年の結果（１軍定着）につながっているのでしょうね。
田中雅彦は、ヒットは１本だけながらも２盗塁を記録。（ちなみに昨年までで２盗塁です。）
出塁したら次の塁を積極的に狙っていく。 打者が打ったら、一つでも先の塁へ進もうとする。 そういった姿勢を常にみることができます。 とても本職が捕手とは思えません（笑）
来季は捕手のテコ入れもする、といった報道もありましたし、是非とも本職の捕手でも、里崎の地位を脅かし抜き去るように精進してもらいたい選手です。
忘れてはいけないのが、完投した小野。
おかわりに一発を浴びてしまいはしましたが、結局１１１球というＥＣＯ投球。 本当に安定していましたね。
改めてスコアをみてみたら、出塁を許したのが得点をされたイニング（２・７回）のみ。 それ以外はすべて三者凡退。 それじゃあ、ＥＣＯ投球になるわけです。 （逆に、出塁を特定回に集中して許してしまうから、案外多くの失点に繋がってしまうのですけど。 だから防御率３．７６・・・）
大差がついた展開でしたので中だるみしてしまいがちですが、晋吾の場合、完投したくてしょうがないので
、こんなことくらいで気を抜いたりしません。 また、もしかしたらこの試合が今季最後の登板だった可能性もあり（少なくとも先発登板は最後でしょう）、気を抜いている場合じゃなかったのかもしれませんけどね。それにしても、先日のバファローズ戦に引き続いて、ライオンズ戦でも相手に失礼に値するような状況にならなくて良かった。。。（今日は、ですが。）
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