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思考の停止

2009年09月28日 22時20分00秒 | Marines09R-Season

どんな優れた人間でも、思考が停止する時がある。
それは、思い込みが激しい時。強い恐怖にさいなまれた時。自分では解決できないと判断した時。強い力に圧倒された時。 これらのネガティブな要素だけじゃなくても、いろいろな場面で私達は思考が停止するときがあります。 強い愛情を抱いた時などもそうですし、非常に大きな音が鳴った時や地震や落雷などの外部環境による場合もあります。 場合によっては、規定・規則・信仰・主義といったことも、思考停止となる原因の一つとも言えます。
その思考停止が、ほんの一瞬だけのものなのか、それともある程度の長期間に渡って続く事なのか、停止時間も状況やその人の思考・環境などによって異なってきます。

思考の停止が必ずしも「悪い」と言っているわけではありません。
思考が停止することにより新たな段階に進む、つまり、新たな思考が生まれ次の行動に移せるのであれば、もし最初に悪い結果だったとしても次は良いことに繋がる可能性出てきます。 
いったん思考を停止し、思考を「切り替える」。 これも非常に重要なことではないでしょうか。



思考の停止が起こった、または、他人に思考停止をさせてしまう、といえる言葉とは、どのような言葉があるでしょうか。

「結論」 「欲求」 「無意識に」 「自然」 「生まれつき」 「なんとなく」 「わけもなく」 「無意味」 「無○○」 「~ない」 「好きなものは好き」 「価値観」 「感覚」 「適当」 「かっこいい」 「好み」 「好みの差」 「常識」 「当然のこと」 「考えても仕方がない」 「思考バカ」  「そのなの~じゃん」 「~すればいいだけだろ」 「伝統」 「○○主義」 「偶然」 「~しかない」 「~すべき」・・・・・
偶然見つけた慶応大?の講義内容から、一部を引用・修正・加筆)


これらの言葉を見ただけで、私達は一日に何度も思考停止が起こっている、他人に思考停止させていることがわかるのではないでしょうか。
もちろん、ここにあげた全ての言葉が、あらゆる状況で必ず思考停止している(させようとしている)言葉になっているわけではありません。 ある議論が行われているときやある事件が行ったときなど、相手の言動を聞いたり自分の言動を振り返ったとき、これらの言葉が発せられた時点で、その出来事について思考が停止してしまった可能性が高いのではないでしょうか。 特に「~しかない」なんて言う言葉が発せられたとき、すでに考えることを「拒絶」している可能性があります。

「拒絶」の状態になると、話しをするにも非常にやっかいです。
自分の思考を止めているだけでなく、相手の思考さえ止めかねない。 当然、相手が何かを話しても、その言葉を受け入れる姿勢さえ持てない。 その相手も同じような状況が続くと、話をすることをやめる(=思考が停止する)ことになる。


この思考停止の状態が複数人、つまり団体になるとどうなるのか。

一つは、その団体自体の思想・思考などに、または、非常に影響力のある特定人物(リーダーなど)に強く依存するようになる。 
この2つの強い力が良い方向に進んでいるのであれば、それは問題や事件が発生しても「解決」の方向へ向かうのでしょう。 しかし逆だった場合、歯止めが効かなくなる恐れがあり、より問題を大きくしてしまうことさえあります。 そうなると、周りからの反発も大きくなるでしょう。 早く思考停止に陥っていることに気付かなければ、悪循環を招く可能性がどんどんと大きくなる。。。 「原理主義=根本主義」の状態になる。
(原理主義・根本主義・・・・・何らかの主義や命題を至上のものとすることにより、他のそれを排他、駆逐しようとする姿勢、価値観。)

もう一つは、ほんの少人数でも(依存状態になる前に)思考停止していることに気づき、気づいた方々により団体の内部での思考停止が解除される。 
外部(第三者や敵対者)からより大きな反発を受けたりすると、自分(達)が思考停止状態であることを受け入れる可能性が低くなり、より大きな力で抑えつけられることになりかねない。 また、表面的にだけ受け入れているフリをとりつくろう可能性だってある。
内部の人間から気付かされる・諭される方が全くの外部から指摘されるよりかは、受け入れられる可能性が高いのは確かではないでしょうか。 思考停止してしまっていることを受け入れ、思考を「切り替え」、新たにいくつもの考えを出し、その中から良いもの(と思えるもの)に思考も行動も移していく。


気づき、切り替え、また考える

これは、特定の人に対してだけでなく、私たちにも言えること。 そう思います。



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