言の葉花壇

何度聞いても美しい日本語に、今日もマナ女とカナ女がにぎやかに呟きます。ぜひお気に入りを見つけてください。

ふぢばかま

2020年10月05日 | 古今和歌集

#ふぢばかま……★☆なに人か きてぬぎかけし ふぢばかま くる秋ごとに のべをにほはす: 藤原敏行 : 歌意:どのような人がやって来て、脱いで掛けていったのか、藤袴は秋が来るごとに野辺に良い香りを匂わせる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #古今和歌集 第4巻より■□■

みんなぁ、元気ぃ~?

藤袴は秋の七草のひとつやでぇ。

上の句は、植物のフジバカマと袴を掛け合わせて、まぁ、オヤジのダジャレぽいやんか。

でもウチは、ただのダジャレだけじゃなくて、藤色という色のせいか下の句が上品な感じするわ。

秋の野原は春に負けへんくらい、いろんな色があるわぁ。


この記事についてブログを書く
« ふりさけ見れば | トップ | 尾花咲きし »