言葉のかけら

エルヴィスのレパートリーを日本人の視点から読み取る訳詞プロジェクト「言葉のかけら」

かけら補足資料「Suspicious Minds」

2015-12-03 20:00:00 | かけら補足資料
【 ワンポイント情報 】
「Suspicious Minds」は

  1. モノラルとステレオそれぞれにダブダウン(ミックスダウン)をしながら、管楽器をオーバーダブ
  2. 同じ音声を繰り返しつないで、エンディングを伸ばす
  3. 伸ばしたエンディング部分に、フェイドアウト、フェイドインの加工

といった特徴のある編集方法で、マスターを完成させました。
つまり「最後のオーバーダブ」となった管楽器は、
マルチトラックテープには残されなかったので、
そのマルチトラックテープを音源とした
1987年発表のリミックス盤「The Memphis Record」バージョンには
管楽器が聞こえないのです。

・・・その他にも「Suspicious Minds」に関しては、
モノラル・マスターとステレオ・マスターに見られる特徴など、
考察の対象が数多く存在していますので
セッション情報の「更なる見方」を「言葉のかけら」ページにて公開中です
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