窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オオジュリン、囀り

2023-06-23 19:37:33 | 山野の鳥
6月18日の野付半島。葦の葉はまだ伸びてこない。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ オオジュリン、囀り ★
 
オオジュリンが去年の枯れ茎に止まり、長々と囀っている。
 
チュッン、チッ、ジュリーン。単調だけど力の入った心地よい声。
 
 
透き通った声が遠くからでも聞こえてくる。
 
ひと茎の中腹に止まり、ひたすら鳴いている。

 


オオジシギ、地上

2023-06-22 14:22:15 | シギ・チドリ
草刈りをした後の草地。なわばり旋回飛行をしていた個体が降りた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ オオジシギ、地上 ★
 
今季は気温が高く、植物の成長が良い。
 
そのせいか、オオジシギが降りて休む場所が少ないのか。ちょっと見通しの
良い場所を選ぶのか。見つけやすい。
 
 
以前は牛の放牧がおこなわれていたところ。
柵杭があり、よくその上に止まって周囲の個体を見張っていた。
 
今は草地の中におりていることが多い。運よく見つけることができた。

 


ノビタキ、育雛

2023-06-21 19:27:55 | 山野の鳥
なわばりのど真ん中に入ったらしい。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ ノビタキ、育雛 ★
 
ノビタキのオスがチャッチャッと警戒の声を発す。
 
近くまで来て止まる。嘴には小さなクモ。ヒナは孵ったばかり。
 
 
オスが来るのは珍しい。
いつもならメスが近寄ってくる。逃げない。必死に声を出す。
 
 
ヒナを護る意欲が満々。
 
3月中旬に来て、ようやく授かったヒナだ。
 
 
申し訳ない。さっさと消えるよ。

 


カワアイサのヒナ

2023-06-20 17:38:32 | カモ類
12羽いたヒナ。2度目に会ったとき、3羽しかいなかった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ カワアイサのヒナ ★
 
生き残るには大変な運いる。
 
上流で繁殖するカワアイサに比べ、河口のヒナたちは開放的で見つかりや
すい。カラス、オジロワシ、ミサゴが上空から狙う。川辺にはキタキツネや
ミンクがいる。
 
 
オスはとっくに役割を終えて御用済み。メスが多くのヒナを連れながら守る。
 
川幅が広いから葦が迫る岸辺沿いに移動する。数が多いから見つかりやすい。
食べることに夢中になるヒナは警戒心が抜けることがある。そんな時に狙われる。
 
 
1羽でも多く生き残ることは大変だ。
 
川岸に上がって休んでいた親子をびっくりさせてしまった。
 

 


タンチョウ、のんびり

2023-06-19 18:00:33 | タンチョウのいる風景
久しぶりです。奈良の桜井、伊勢街道を訪ねてきました。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ タンチョウ、のんびり ★
 
その間に季節は進み、素敵な季節を逃してしまいました。
 
こんにちは、とりさんです。
10日も離れていると野付半島の自然も「あっちむいてホイ」です。
 
 
まずは原点に戻り、タンチョウから。
 
半島沿いでなわばりを持つ夫婦のタンチョウ。今季も営巣に失敗したようです。
 
半島の海岸線は内陸に比べ、自然が厳しいのか繁殖率が悪い。
 
 
魚は豊富で、食べることには苦労が無い。しかし、強風と海霧、オホーツク
高気圧の寒気、干潮満潮の潮位が大きくて巣を作る場所を間違えると失敗する。
 
 
経験を積まないといけない。その前に賢い夫婦は移動してしまうのではないか。
新米夫婦が入り込んでくるから失敗する。のかな?
 
 
知らんけど。