窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

雪原を行く

2021-02-09 14:44:17 | キタキツネの生態

いつも何かがいる野付湾の浅瀬。すっかり氷に覆われ何もいません。強風が

過ぎ去り除雪をしています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

             ★ 雪原を行く ★

降った雪が吹き飛ばされ、高山の尾根の雪庇みたいにがっちり引き締まり

歩くのには楽な状態になっています。

広い氷の雪原を見ていると小さな点が動いています。ブルの近くをキタキツネが

気にすることなく歩いています。硬い雪の上、何かがあればすぐに走って逃げる

準備ができているのです。自信があるんです。

待ってればやって来るかなと動かず様子を見ていました。たぶんやって来ると

経験で予想してみました。するとこっちに向かってきます。

ときどきおしっこをしてマーキングをしています。しっかり自己主張をして

恋の季節に備えているようです。

眼だけで追跡しているうちにキタキツネが次第に近づいてきます。こうゆう

チャンスがたまにあります。

キタキツネにとり雪が硬くなり、雪下で生活するエゾヤイネズミを捕るには

大変です。

広範囲に歩きまわり1匹でも多くのネズミを捕る努力が必要です。

がんばれ、キタキツネ。



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