草地で草を食むオスジカを観察。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 成長途中の角 ★
芽吹きの角を愉しんだ季節。すくすく伸びていく角をたくましいと思っていた
季節。なかなか姿を探しにくかった6月。
食べるものが豊かになると普通人気のないところで過ごす。植物が成長を止め、
花を付け、葉が硬くなると、食べやすい植物を求め、森から出てくる。
それにしても、成長した角は眼を見張る。
4歳以上の成獣のオスたちの角はすべて三又四尖になり、頭の上で広がっている。
比較してみると一尖、二尖、三尖、四尖と形も長さも個性的。
ビロードの皮で覆われた角は艶といい、福与かさといいい、太さと相まって
力強い。
私はこの時期の角が一番美しいと思う。
エゾジカらしい魅力と色っぽさがお気に入りだ。