「きらりも呼びましょう。」
お姉様の言葉に私は首を横に振った。
「養子に迎えてくれたおねーさまと最後は過ごしたいかなっ♪」
私はお姉様の腕にしがみついた。
「最後だなんて…。戻ってくるのでしょう…?」
あーっ!また泣きそうになってるしっ。
あいかわらず泣き虫だなぁっ。
「うんうんっ♪心配しなくていいよっ!あ、それとね、楽器なんだけど…。」
あの後頑張ってあちこち飛び回ったけど拾えなかった。
私は風呂敷を開く。
「これ私の全財産。お姉様に渡すから役立てて!ごめんねっ、用意できなく…。」
言葉をさえぎるようにお姉様は私を抱きしめた。
「ごめんね、いっぱい頑張ったね、辛い思いさせてごめんね、救ってあげられなくてごめんねっ。」
お姉様は震えながら泣いていた。
あったかいっ…。
私は目を閉じる。
私がここから出るのはお姉様の責じゃない。
単に私の役目が終わったからだよ。
「お姉様は人に依存しないでたくさんの方と冒険をして?
依存は視野を狭くするよっ。」
私はお姉様の背中を軽く叩く。
「うん、うんっ…。」
お姉様は泣きじゃくりながら懸命に頷いた。
知人から貰った装備。
もちろんお姉様は着用出来ないけど
私が居た証として持っていてほしい。
「ほらっ、ほらっ!泣いてる暇なんか無いんだからねっ!
戻ってきた時今のLVだったらぶっ飛ばすんだからっ!!」
私はお姉様の顔を両手で抑えると寂しさを悟られないよう目一杯笑ってみせた。
お姉様の言葉に私は首を横に振った。
「養子に迎えてくれたおねーさまと最後は過ごしたいかなっ♪」
私はお姉様の腕にしがみついた。
「最後だなんて…。戻ってくるのでしょう…?」
あーっ!また泣きそうになってるしっ。
あいかわらず泣き虫だなぁっ。
「うんうんっ♪心配しなくていいよっ!あ、それとね、楽器なんだけど…。」
あの後頑張ってあちこち飛び回ったけど拾えなかった。
私は風呂敷を開く。
「これ私の全財産。お姉様に渡すから役立てて!ごめんねっ、用意できなく…。」
言葉をさえぎるようにお姉様は私を抱きしめた。
「ごめんね、いっぱい頑張ったね、辛い思いさせてごめんね、救ってあげられなくてごめんねっ。」
お姉様は震えながら泣いていた。
あったかいっ…。
私は目を閉じる。
私がここから出るのはお姉様の責じゃない。
単に私の役目が終わったからだよ。
「お姉様は人に依存しないでたくさんの方と冒険をして?
依存は視野を狭くするよっ。」
私はお姉様の背中を軽く叩く。
「うん、うんっ…。」
お姉様は泣きじゃくりながら懸命に頷いた。
知人から貰った装備。
もちろんお姉様は着用出来ないけど
私が居た証として持っていてほしい。
「ほらっ、ほらっ!泣いてる暇なんか無いんだからねっ!
戻ってきた時今のLVだったらぶっ飛ばすんだからっ!!」
私はお姉様の顔を両手で抑えると寂しさを悟られないよう目一杯笑ってみせた。
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