関越道バスツアー事故

金沢22時10分発、東京ディズニーリゾート翌7時40分着。
これが本当なら500キロ強の距離で、9時間半をみていることになる。
それなりに余裕があると思う。

夜行バスは東京大阪間を何度か利用したことがあるが、こんなに時間がかかったことはない。
少なくとも東京から大阪に行くときは大阪に予定では7時半くらいとなっているのに朝5時とかに下車させられてしまうので、駅も開いていないし天気が悪いとかなり困った状態にはなる。
新幹線最終便に飛び乗りカプセルホテルに泊まるのとどちらがいいかという、しょうもない二択である。
自腹なら当然バスになるだろうけど。

実際の金沢ディズニー便はどうだったのだろうか。
マスメディアの報道は規制緩和がよろしくないという意見を述べるという協定でもあるのか、そういう論調ばかりである。
ぜんぜん競争などしていない業界で起きた日航ジャンボ機や福知山線の事故を忘れたのだろうか。
ネットではさらに珍妙なことに小泉改革が悪いなどという意見すらあった。規制緩和は2000年のことで、年代的にあってない。
年代的にあってないものといえば、バブル崩壊後にバブルのあだ花というか落とし子のように出現したジュリアナ東京をバブルの象徴として紹介する番組やらを見かけるが、つくづく人の記憶というのは当てにならないと思う。

それはともかく長距離ドライバーの事故をなくすには時給8時間分＋食費補助出すからバッチリ栄養とってキッチリ寝てくれとでもするしかない。そういう会社に勤めている人間を知っているが、休養も給与も十分という感じだ。雇っている側はいろいろ大変かも知れないが。