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ワクチン接種と高齢者

2021-04-16 16:44:32 | 日記
朝日新聞を読んでいたら、とある高齢者がワクチンの接種会場に行くのが大変とかなんとか。
タクシーを使うと往復2400円でその出費がきついとかなんとか。
本当の話なのだろうけど、あまりに極端にカネがない人を例に出されてもなあ。
そんなの現場のちょっとした機転や工夫でどうにかなる問題でもないし、それはお気の毒にという感想しか言いようがない。
当然新聞すら買えないのだろうし、新聞の読者層に訴えられても困るだろう。
最近ヤングケアラーがどうとか、夫婦別姓がどうとかやっているけど、困っている人の事例があまりに極端で、それって制度を少しいじってどうにかなる問題なのかと思ってしまう。
女性活躍の問題にしても、多様性が絶対善みたいな言い方は修正がなされているが、提唱されるのはあいも変わらずクオータ制のような死屍累々の欧米の歴史を知らないかのようなナイーブなものばかり。
新卒一括採用、生え抜き主義で敗者復活戦のない日本でそんなものをやられては逆差別と縁故主義がひどくなるだけだろう。
多様性あふれる社会で、人々がそれぞれの経験や経歴やらを生かしてそれで社会やら会社やらが発展していくというストーリーは確かに魅力的なんだけど、現実はあるがままであって、こうあって欲しいという願望ではない、少なくとも短期的には。
長期的には、少しずつではあるけど、世代交代するごとに民度が洗練されていって、自動車の運転などをみればわかる。
高齢ドライバーの事故うんぬんといっているが、あれはもともと運転が荒いのを若い運動神経によって危機を回避していたのが、老化によって回避できない事例があるというだけのことで、確認作業や法定速度の守ることがルーチンとして確立している人が老化によって変わるとはとうてい思えない。
だから最初から安全運転が第一ということが確立している世代に置き換わったら事故はメッキリ減ると思う。
それにしたって、酒を飲むという習慣そのものがない世代が台頭したら、どうなるのだろうか。
そうなる兆しが見えるまでは生きていたいと思う。






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