kosakuの雑念

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ナノ(タタ)が売れていない件

2011-10-23 21:40:07 | 日記
TIME October 24, 2011
The Little Car That Couldn't という記事を読む。
環境保護主義者が心配したほどにはタタ自動車のナノが売れていない。

More than two years after the first Nano rolled out of the factory in July 2009, only 130,000 have been sold, ...

だそうだ。
10万ルピー(2000ドル)の価格というworld cheapestも実際のところクーラーは搭載しないわけにはいかないし、諸費用を合わせて3700ドルくらいになるのだという。しかも少なくとも6件の原因不明の発火事故があり、ディーラーから家に帰宅する途中で発火したものもあったという。タタはオートバイメーカーだから、最初期のホンダF1カーみたいにバイクより厳しい車のコーナリング時の横G対策(エンジンオイルの)についてノウハウがなかったのだろうか。

それはともかく、実際3700ドルもするのでは、新興国では当然クルマはステイタスシンボルでもあるのだろうし、もう少し背伸びして良いクルマを買おうということなんだろうと思う。


「メジャー級アメリカ経済学に挑んで」を買う

2011-10-23 00:17:25 | 日記
佐藤隆三著(2011年)
最初本屋でひょいと目についたロンバード街を買おうかと思ったのだが、1600円くらいかと思った価格が2400円くらいだったので、やめることにした。一度岩波文庫で復刻版が出たときに旧漢字のままで読みにくかったので、読んでみようかと思ったのだが、そこまで金出して読みたくないというのが本音である。他にもフリードマンとかガルブレイスとかの著作も復刻があったが(だいぶ前からあったらしいのだが)、なんだか昔古本屋で100円くらいで普通に売っていたやつの割に高すぎ感は否めない。
で、同じ2400円だすなら最新の本を買おうと思って目についたのが、佐藤隆三の本であった。
読んでみると、この本にはそれだけの価値があったので良かった。