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青森 その6

2008-02-04 | 東北 2007.8月


津軽平野に来たら是非行ってみたいと思っていた斜陽館
太宰治の父であった明治の大地主、湯島源右衛門が明治40年に建築した入母屋造りの建物です。



米倉に至るまで全て日本三大美林のヒバを使い、部屋が19室あります。
敷地は約680坪の豪邸です。
太宰治は青森中学に進学するまでここで家族と過ごしました。
戦後津島家が手放し、
昭和25年から資料館を併設した旅館「斜陽館」として観光名所となりました。
しかし、平成8年3月に町が買い取り、46年の旅館としての歴史に幕を下ろしました。
その後平成10年4月17日、太宰治記念館「斜陽館」として開館したのです。





天井から襖まで、凝りに凝っています
いったいいくらのお金が使われたのでしょう
それなのに太宰治が幼少時代に過ごしたといわれる部屋は
乳母の家族と一緒でせまいところ
父親はほとんど家にいなかったといいます
家は立派だけれど寂しい子供時代だったのでしょうか

  

 

この襖に書かれている漢詩の中に「斜陽」という文字があります