一般的にねぶた祭りといえば青森ねぶた祭りが有名ですが
津軽地域には、いたるところにねぶた祭りがあり、灯篭の形もそれぞれです
今回行った五所川原のねぷたは高さ約22m、重さ17tもある背の高いものです
題材は中国の三国志や日本の歌舞伎など歴史上の人物が多かったと言われています
祭りに使ったねぷたが3台が保管してあるのですが
なんせ4階くらいまでの高さがあるのですから
館内はエレベーターとらせん状のスロープを降りながらの見学です
カメラでその姿全体を1回で撮ることも出来ません
この建物からの出し入れは壁面一面が写真のように開くようになっているのです
我々が行った時、たまたま大きな像の出し入れがあり
(といっても立佞武多と比べればちっちゃ~いものでしたが)開いたのでした
この巨大な立佞武多が五所川原の記録に登場するのは明治40年頃
しかし大正時代になり電気が普及すると段々小型化し
戦後におきた2度の大火事で巨大ねぷたは一旦姿を消したのです
ところが1993年に当時の設計図と写真が発見され
1998年に80年ぶりに「五所川原たちねぷた」が復元されたとか
今度は是非お祭りの時に来たいものです
こんな大きなものが練り歩くんだからさぞ迫力満点だと思います
ちなみに「ねぶた」というところと「ねぷた」というところがあるそうです