ミルフォードサウンド
ミルフォード・サウンドは,
氷河の進退によって削られた岩山に氷河の溶け水や海水が入り込んで形成されるフィヨルド
タスマン海から15km内陸まで続いており、1200m以上の断崖絶壁に囲まれています
ミルフォード・サウンドは、年間7000-8000mmもの降水量があり
一年の3分の2、およそ230日は雨が降ります。
その度にカスケードと呼ばれるいくつもの一時的な滝が形成されます。
しかし、これらの滝は快晴時には涸れてしまい、恒久的に見られる滝は、たったの2本。
一つは160mのボーウェン滝、もう一つは155mのスターリング滝
どちらも山頂(ペンブローク山)に残っている氷河の雪解け水が作り出す滝で、
この氷河も2040年頃までに完全に溶けて消滅すると言われており、
これらの滝も見られなくなるかもしれません。
私が行った時も小雨が降っている中、狭い入江を遊覧船でクルーズ。
幻想的で美しい光景を見ることができました
もっと大雨だと滝の数も勢いもすごいらしいのですが
観光するにはこの程度が良いかもしれません