旅と映画と人生と♪

旅したところと観た映画
そして時には人生を・・・

2008年に読んだ本 その3

2008-10-30 | 読書
株価が乱気流のように上がったり下がったり
それなのに私の体脂肪はあがったまんま
そうして記憶力は下がる一方
改善の兆しはみえませぬ

『ファイアー・フライ』 高嶋哲夫
『対岸の彼女』  角田光代
『水曜の朝、午前三時』  蓮見圭一
『さまよう刃』  東野圭吾
『スヌスムムリクの恋人』 野島伸司
『20年目のクラスメート』 メアリ・ヒギンズ・クラーク
『天使などいない』(短編集) 永井するみ
『ヒヨコの猫またぎ』(エッセイ) 群ようこ
『ぢぞうはみんな知っている』(エッセイ) 群ようこ



バルセロナ その4

2008-10-04 | スペイン 2008.8月

ピカソ美術館とその周辺



中性の雰囲気を残した建物が立ち並ぶゴシック地区



細い路地を歩いていくと



15世紀の貴族の館を改造して作られたというピカソ美術館が
ひっそりとたたずんでいます  



ピカソはスペインのマラガで生まれ、16歳の時にバルセロナに移り、
パリに行くまでの多感な年頃を過ごしました。
一般的にピカソの名作といわれるものはスペイン国外に所蔵されていることが多く、
この美術館では、ピカソの家族やピカソ自身が寄贈した作品で、
幼少期から20代初期の無名時代と晩年の作品が展示されています

ピカソは青の時代、薔薇の時代、キュビスムの時代など作風がめまぐるしく変化しましたが
ここでの作品で、幼少時代から驚くほど繊細な才能あふれる絵を描いていたことがわかります。
いろいろな画家の模倣をし、それを自分のものにしてしまう力量
いろんな画風を研究する追及心・・・・

この美術館の一押しはディエゴ・ベラスケスの名作「ラス・メニーナス」を題材とした連作

ちなみに、作風がめまぐるしく変化したのと同様、女性遍歴もめまぐるしかったとか