旅と映画と人生と♪

旅したところと観た映画
そして時には人生を・・・

スペインよもや話(ビシング)

2009-05-05 | スペイン 2008.8月
ビシング



早い話、バルセロナ市でやっている貸し自転車です
あくまでも公共交通機関の一環として企画されたもので
自宅から最寄の地下鉄駅等までとか、地下鉄やバスを降りてから会社や学校等までとかの利用
だから使用時間の制限は2時間
2時間以上使用するとかなり高い値段となります
料金と言うよりペナルティってかんじ
利用するには年間パスを購入して、手前にある貸出機のところにスイカのように通せばOK
ビシングのステーションは、駅や公共施設、大学やら400箇所近くあるので
目的地のステーションに置けばいいんですって
これってかなり便利な制度じゃないですか

スペインよもや話(オリーブ畑)

2009-05-02 | スペイン 2008.8月
オリーブ畑



スペインのオリーブオイルの生産量は世界一です
て、勿論無知な私、知りませんでしたが
その中でもアンダルシア地方が8割を占めています
だから、この地方の車中からの眺めはどこまで行ってもオリーブ畑
果てしなくオリーブ畑
ここでは夏場は気温が40℃を超えることも珍しくなく
「ヨーロッパのフライパン」と呼ばれるくらい
土地は乾燥していて、雨も少なく・・・
ここで育つオリーブの木の強さには驚かされます
9月から10月にかけて、ビニールシートを木の下に敷き、
棒のようなもので木を叩いて実を落として収穫するのだとか

レストランではテーブルの上に必ずオリーブオイルがあって
サラダにもパンにもたっぷ~りかけて食べます
それが美味しくて
オリーブオイルのとりこになりました




トレド

2009-05-01 | スペイン 2008.8月



スペインに行ったこと自体がすでに記憶の彼方ではありますが
最後に行ったのがここトレド
滞在時間もつかの間でしたが
さすが「町全体が博物館」と言われるだけあって素晴らしい眺め
タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されています





道が入り組んでて
迷子になりそうでした


トレド大聖堂




マドリッド

2009-03-22 | スペイン 2008.8月

超特急列車AVE



コルドバからマドリッドのアト―チャ駅まで約1時間45分
運のいいことに1等車での移動となりました



アトーチャ駅



スペイン広場



中央にサンチョ・パンサを従えたドン・キホーテの騎馬像
後ろから見下ろしているのがセルバンテスの石像




プラド美術館



スペイン王朝の絵画コレクションを一般公開するために1819年に開館
スペインの3大画家エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの名作がたくさんあります
ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」とか べラスケスの「ラス・メニーナス」等




プラド美術館の向かい側




マドリッドに限らず
観光地にはいたるところでパトカーが止まっていて、
観光客を見守っています
やっぱり治安があまりよくないのでしょうね




国立ソフィア王妃芸術センター

20世紀の近現代美術を中心に展示
建物も現代的です
ピカソの有名な『ゲルニカ』がみられます
現物は迫力満点






市内観光の赤い2階建てバス




夕食はフラメンコを見ながら




コルドバ

2009-03-08 | スペイン 2008.8月
ローマ橋



ローマ時代に築かれたグアダルキビール川にかかる橋の1つ
戦争や暴動の度に壊され、また改修されの繰り返し
橋の右端に移っているのが回教時代に要塞として建てられた塔です
通称ラ・カラオラと呼ばれ、現在はコルドバ市の歴史博物館
橋を渡った写真の左側にメスキータがあります


メスキータ(聖マリア大聖堂)

コルドバといえばメスキータ(スペイン語でモスクのこと)

ここはもともとはカソリック教会があったところ
イスラム教が侵入してきて、モスクが建てられました
しかも、3回にもわけて拡張され、最終的には円柱は1012本
世界でも最大級のモスクとなりました
しかし、カソリックが勢力を盛り返すと、
またカトリック教会の教会堂に転用されます
モスクの概観は残してその中央部にゴシックとルネサンス様式の折衷の教会堂が建てられ
現在のような不思議な空間となりました



オレンジの木が植わっている中庭です。
ここはかつて、イスラム教徒たちが祈りを捧げる前に身を清めた場所
90メートル以上の高さがある鐘楼は、
イスラム教徒の時代に作られたミナレット(尖塔)を改築したもの



二重のアーチと柱が樹立しています
これは水道橋にヒントを得ているそうです
アーチはレンガの赤い部分と白い石灰石の部分の組み合わせで
いまだにしっかりと頑強にたっています




柱に使われている石はローマ時代の貴族の廃墟から持ってきたものもあるとか
エンタシスのもの、モザイクをほどこしたものあり、作られた時代も様々
その長ささえ一様ではなく土台の石で調整されています

柱に刻まれているのはこの柱を作った人のアラビア語で書かれた名前だそうです
歴史を感じます




モスクの中に作られた礼拝堂



礼拝堂の天井



中央に置かれている黄金の小塔




花の小径



かつてユダヤ人街だったという花の小径
この時は花はあまり咲いていませんでしたが
セビリア同様十分に美しい街並みです
入り組んだ小道からアルミナールの塔がみえます