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2009年に読んだ本 その8

2009-11-23 | 読書

懐かしい地へ行って、懐かしい人々に会ってきました
街並みは随分と変わりましたが
人々のまなざしは変わっていませんでした


1342年(南北朝時代)、悪党の襲来に備え、侍を八人雇った村が実在した。これは、弩を手にした因幡の百姓たちの物語である。突然、乗務員室にあらわれた謎の少女。車掌さんは困惑しながらも、その少女に“心のざわめき”を覚える。過去と現在をつなぐ表題作『車掌さんの恋』ほか四篇を収録。

 『弩【ど】』  下川博         『車掌さんの恋』 有吉玉青


咲子は、末期癌の母を看取ろうと決心した矢先、母が自分に言わずに「献体」を申し込んでいたことを知る。それはなぜなのか? やがて咲子は、まだ会ったことのない父のことと、母の想いを知っていく。「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。第49回江戸川乱歩賞受賞作。

 『眉山』  さだまさし         『翳りゆく夏』  赤井三尋