旅と映画と人生と♪

旅したところと観た映画
そして時には人生を・・・

セビージャ その3

2009-02-11 | スペイン 2008.8月
コロンブスの碑(アルカサル庭園)

碑の中央にはコロンブスが新大陸を発見した時に乗っていた船の模型がついてます

かの有名な新大陸発見のコロンブス

イタリア人だそうですが
その生い立ちは不明
若い頃から航海に携わっていたとのことですが
これもハッキリしません
かなり怪しい人のようです

当時のスペイン国王の援助を得
インドへと航海途中で見つけたアメリカ大陸
しかし最期まで自らが発見した島を
アジアだと主張し続けていたらしい
しかも統治の悪さから
本国から来た査察官により逮捕され
本国へと送還されました
罪に問われる事は免れたものの
全ての地位を剥奪されたとのこと

そうして極貧の中でなくなったそうな

今までのイメージとかなり異なるスペインでの説明でした

サンタ・クルース地区(旧ユダヤ人街)



一時は
キリスト教徒と共存しましたが
その後は迫害されたユダヤ教徒

当時のユダヤ人街は
迷路のように入り組んだ細い道が続きます
道を細くして日陰をつくり
セビリアの暑い日ざしを避けると共に
泥棒が入り込んでも
捕まえやすいようにとのこと

ユダヤ人の知恵です




白い壁はミハスと同様
日光の陽射しを反射するようにとの工夫
白い壁に、黄色やピンクの縁取り

どこもかしこも絵になります




壁の中はパティオ(中庭)になっていて
噴水やら草花やらいろいろ素敵にアレンジされてます
このパティオも、イスラム教徒の影響だとか
暑く乾燥した気候の中
塀や建物に囲まれたところで涼をとるというわけです



路上のギター弾きが音楽を奏でると
周りにいた観光客が踊りだしました
とっても楽しそうな何処かの国の老婦人たち
我々シャイな日本人は見ているばかりです
でもこの国でしばらく暮らせば
すぐに踊りだすようなキャラになるのでしょうか




セビージャ その2

2009-02-03 | スペイン 2008.8月

スペイン広場

建物は1929年のイベロ・アメリカ博覧会の開催に合わせて造られたもので
スペインの典型的な残留イスラム教徒の建築様式と
キリスト教建築様式が融合しています




特徴は両翼に半円形に延びる回廊



建物に沿って
スペイン各地方の歴史的出来事を描写した壁面タイル絵が並びます
写真はその一つ、コルドバ地方のもの
両脇にある棚は万博の時にパンフレットを入れた棚だとか



広場の前には車が見えないほど品物を飾ってある売店がありました
店じまいして帰るときはさぞ大変そう