逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

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北陸信越酒蔵巡り(3) 「常山酒造」

2013年01月25日 | イベント

こんにちは。営業統括部のマツダイラです。

実は不肖マツダイラ、先週風邪をこじらせてしまいました-.-。

前職時代に赴任先のシンガポールから帰国して10年、一度も風邪をひかなかったのですが、まさに久しぶりに咳・体のだるさ・そして熱(と言っても37.3度の微熱)に苦しみました。

まぁ、苦しんだというより、風邪の症状を都度思い出しながらの闘病といった感じでした。

インフルエンザではなかったのですが、近頃また流行しているようです。

皆様どうぞご自愛ください。

そして私は明日朝から香港~オーストラリアへ出張に行ってまいります。

 

さて、先日からお送りしている年始の北陸信越酒蔵巡りレポート。

今回は福井市の「常山酒造」です。

当蔵は実は不肖マツダイラの出身高校のすぐそばにあります。

創業は江戸時代中期、現在生産高は500石と小仕込みですが、酒質には定評があります。

そして何と、蔵を案内していただいた常山専務は高校の後輩でもあります^^。

若き常山専務は某大手清酒メーカーで修行され、昨年より実家である当蔵に戻ってまいりました。

常山専務に麹室に案内されているところです↑

ちょうど、その日の朝に引き込まれた蒸し米に麹を種づけし、山にして寝かせているところでした↓

どこの蔵にとっても麹室は心臓部ですが、当蔵は写真後ろに写っている「麹箱」に温度管理のための面白い工夫がなされていました。

酒造りの情熱を感じる部分であります。

テイスティングは4種。

一番左の特撰純米は、第1回ワイングラスでおいしい日本酒アワードクラス2(現在の大吟醸部門)金賞受賞酒。

実は「クラス2」は価格基準無制限のクラスで、各蔵元の並み居る極上の大吟醸酒の中で、当商品は720mlで1000円というハンディがあっての受賞でした@@。

本当は720ml1300円以下という「クラス1」に出品しようとしたところ、誤ってクラス2に出品してしまったというのが裏話なのですが、

小売価格1000円のお酒がクラス2で金賞を受賞されたのは、まさに「快挙」だと思います。

コンタツオーストラリアがシドニーで運営するレストラン「水月」でも、人気のお酒です^^。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いきたいな^^~まつだいらきんと (石渡 香津子)
2013-01-26 09:31:48
まつだいら君、鬼のかく乱ですね?お大事に!ぬるかん日記を読むたびに、おばさんと思うことがおなじ?・暇があつたら
つれていつてもらいたいです。なんて夢みたいなお話です?一生勉強。一生青春>頑張るだけ!ダシュあるのみ!!
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Unknown (matsudaira)
2013-02-05 19:49:26
石渡社長
コメントありがとうございます。
私も日本酒を取り扱う一人として、その魅力をひとりでも多くの人に知ってもらえればと、日々頑張っている次第です。
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