こんばんは。コンタツ営業統括部のキムラです。
今週月曜日にワイングラスでおいしい日本酒アワード2013の表彰式を行い、
皆様のおかげをもちまして無事大盛況にて終了いたしました。
詳細はコチラ↓
http://blog.goo.ne.jp/fine_sake_awards_japan2012
お蔵様向けに、「ワイングラスで日本酒の味わいどう変わる」というタイトルのもと、
特別セミナーを開講いたしました。
国内屈指の日本酒の醸造技術者として、
またきき酒の専門家としても著名な日本醸造協会会長の石川雄章氏、
当アワードにもご協賛頂いているリーデルグラス社のグラスエデュケーターをされている
庄司大輔氏のお二人方より、ご意見を伺いました。
お二人とも第一回から審査員を担当して頂いており、
ワイングラスで日本酒を飲むスタイルの発展性について、それぞれの見地から
貴重なご意見を頂戴いたしました。
とても印象的だったのが、石川先生が、
ワイングラスとぐい吞みの違いで、
『「ぐい呑み」という名称にも現れているように、清酒は「いっきに、グイッ」と
飲む傾向があるが、(もちろん「チビチビ」と飲むこともあるが)、
いずれにせよ、この印象は「せっかち」であり余裕とゆとりや明るさは
感じられないかもしれない、ワイングラスで飲むときは、「ゆとり」をもって
色と香りと味とを「楽しみながら」飲む余裕を感じることができる。
日本酒も今のライフスタイルにあわせて、愛でるように、丁寧に飲まれる
ようになっていけば嬉しい』
というような主旨のことをおっしゃっていました。
お猪口だとどうしても前かがみの姿勢(猫背)になり、
時と場合によっては美しくないかもしれません。
何度も申し上げて恐縮ですが・・・
ワイングラスはその設計上、日本酒のポテンシャルを引き出してくれる
最良のパートナーなのです。
良いところも悪いところも全て明らかになりますが、
日本酒が新しい時代を築く過程の中では、越えなければいけない壁なのかもしれせん。
若造が勝手申し上げてスミマセン
ポチッ