経済３誌、いずれも2012年は世界同時不況が不可避と予測

誰がどう考えても、こうなるよね... ３誌とも同じことが書かれているんだから、まあ間違いない未来だよね。
日本の経済成長は、いずれも＋１～２％ぐらい。しかも、復興需要が下支えし、世界経済が崩れない楽観シナリオの場合。
東日本大震災の後の復旧・復興事業を横目でみているかぎりにおいては、力強い消費を伴った「復興特需」はそれほど期待できなさそう。ヨーロッパでデフォルトがおこる悲観シナリオの場合は、日本もかなりのマイナス成長になる。この夏も計画停電が始まるようなら、消費者マインドも冷えきって、若干の悲観シナリオに倒れそうな気がする。
この特集号をしっかり読むまで、計画停電って過去のことのような位置づけだったからね。

週刊東洋経済
「２０１２年全予測」12月19日発売

2012年の5大テーマ
【01】EU 崖っぷち　【02】ブロック経済化　【03】広がる格差　【04】政治の年　【05】電力激震
[Ⅰ] 世界経済【09】～【20】
世界同時不況。相乗的収縮続く
欧州／米国／中国／円高／ASEAN／新興国・ブラジル

[Ⅱ] 日本経済【22】～【33】
短期はV字回復。だが長期は足踏み
貿易赤字／空洞化／部品調達危機／金利／金価格／株式／企業倒産／金融円滑化法／資源／穀物

[Ⅲ] 国内政治【34】～【44】
迷走する民主。強まる国民負担
TPP／財政／年金／政局／小沢氏問題／政治家の言葉力／カジノ構想／生活保護激増

[Ⅳ] 国際社会【46】～【58】
広がる格差。民衆の怒り爆発
デモ／米大統領選／アフリカ民主化の先／サイバー攻撃／中国民主化／プーチン復活のロシア／ノルウェーテロ／ウィキリークス／水害／韓国最強説＆限界説／北朝鮮権力委譲

[Ⅴ] 産業・企業【59】～【82】
円高、災害…　遠のく本格回復
スマホ／ SNS ／通信／I T／再生エネルギー／格安航空会社／自動車／エコカー／ビール／コンプライアンス／テレビ／不動産／取引所再編／I FRS／流通再編／ユニクロ／原発輸出

[Ⅵ] 大震災と原発【83】～【98】
長引く復興。元の暮らしいつ
原発稼働状況／福島原発／節電／除染／食品の放射性物質／エネルギー政策／核燃サイクル存廃／コメ／被災地の今／復興金融

[Ⅶ] 社会・暮らし【99】～【113】
混迷の先に未来はあるか
宇宙旅行元年／自殺対策／世界遺産登録／医療・介護同時改定／転機の就活・大学／東大秋入試／世界人口世紀末100億人／ユッケ復活は／脂肪税・砂糖税／先進医療／民法改正

週刊エコノミスト
１月３・１０日合併号
【特集】２０１２年予測第３弾　増幅し連鎖する２１世紀型恐慌

・世界経済は２０１２年　崖っぷちに立たされる　　■緒方　欽一
・提言と警告　市場不安定化を増幅させた証券化　銀行の債券大量保有に歯止めを　　■渡辺　博史
・世界のエコノミストに聞く　１　ユーロ決壊　　■フェデリコ・ステインベルグ
・成長率見通し　２０１２年も欧州に振り回される　１歩間違えば「世界総崩れ」　　■三輪　裕範

◇Ｐａｒｔ１　市場ｖｓ国家
・欧州　打開の手段は共同債しかない　求められる政治の意志と勇気　　■香月　康伸
・金融機関　資本増強を迫られる欧州銀行　アジア、南米で資産削減か　　■金子　良介
・日本　ヘッジファンドを招き寄せる国債先物の新システム　　■草野　豊己
・米国　低成長に直面したとき格下げリスクが再浮上する　　■小野　亮
・中央銀行　信認失墜は避けたいが強まる金融政策へのしわ寄せ　　■加藤　出
・資本移動　金融規制強化でも止まらない世界のマネー　　■李　立栄
・世界のエコノミストに聞く　２　危機の根源　　■アンドリュー・ケイツ

◇Ｐａｒｔ２　変わる世界
・アジアの世紀　先進国と新興国はますます均一化「アジアとどう付き合うか」が重要　　■野口　悠紀雄
・エネルギー　リスクはイラン情勢と中国減速　石油は高騰・暴落の両シナリオ　　■石井　彰
・「ジョブズ後」のＩＴ　ネットワーク常時接続が前提に　鍵はオープン性とアライアンス　　■坂村　健
・新・新興国　次は「グロース・マーケッツ」　新興国と呼べない新たな４カ国　　■ジム・オニール
・世界のエコノミストに聞く　３　中国経済　　■潘　向東

◇Ｐａｒｔ３　２０１２の政権交代
・２０１２年の政権交代
・インタビュー　イアン・ブレマー（ユーラシア・グループ代表）　不安定化する世界で市場を動かす政治リスク
・米国　党派対立の克服を難しくする有権者分裂と政党の弱体化　　■安井　明彦
・２０１２年米大統領選　共和党有力候補にギングリッチ氏が急浮上
・ＥＵ中核国　ドイツとフランスが直面する域内協調と国内情勢との相克　　■吉田　徹
・２０１２年仏大統領選　サルコジ大統領に挑む社会党のオランド氏
・イタリア、ギリシャ、スペイン　新政権を揺るがす緊縮財政の反動と反発　　■大泉　陽一
・中国　「実務的」で「知日派」の習近平　厳しい内外環境と派閥争いが課題　　■稲垣　清
・ロシア　プーチンの大統領復帰前に批判噴出　　■袴田　茂樹
・中東・北アフリカ　民主化革命は産油国に波及するか　　■小杉　泰
・インタビュー　佐伯　啓思（京都大学教授）　「民主主義の暴走」が始まった　行き着く先は独裁的政治

週刊ダイヤモンド
欧州危機、民主党 vs. 自民党、安藤忠雄インタビュー
過去最大120項目、170ページの超大型『総予測2012』

2011年も波乱の1年になりそう？
過去最大120項目、170ページの「総予測」

「第1特集　総予測2012」は、過去最大120項目、（特集だけで）170ページの超大型企画です。
ここまでのボリュームになったのは、2012年は波乱の1年になりそうだから。
まずは、世界にとって最大の懸念事項、「欧州危機発の世界不況」について、本文抜粋では、次のように予測し、背景を解説します。

港区と千代田区、中央区は停電しない（させない）らしい

この夏に聞いたこと。
何があっても、港区と千代田区、中央区は最後の最後まで停電しない（させない）らしい。

まあ、大使館に大使公邸（外国）がこれだけあれば、日本のプライドにかけて無計画な停電はできないだろうし、大企業の本社ビルも集中しているからね。
自分さえ良ければってことじゃないから、計画停電の対象外になるのは複雑な思いだけど。

iPhone/iPadで使えるBluetoothキーボード（英語78キー）

iPhone/iPadで使えるBluetoothキーボード 上海問屋 DK-9201BT、いいね。
スマートフォンをポメラDM100の代わりにするなら、やっぱり英語78キーで打ち心地のよいキーボードが欲しい。
iPhone/iPadじゃないから変なキーは要らないけど、普通のキーボードとして使ってみたい。

iPhone/iPadが売れる前までは、英語キーボードはなかなか手に入らなかった。いろいろ選べるようになったのは嬉しい。

IT系の仕事をしているから、キーボードにはこだわりたい。板前さんが包丁を大事にするようなもの、小説家が万年筆と原稿用紙にこだわるようなものだからね。
毎日、長い時間、お世話になるものだから、ちょっとぐらい高くても良いものが欲しいし、自分のフィーリングにあったものにしたい。通販じゃあ決められないから、機会があれば、秋葉原にでも行ってみるかな。

あっ、海外にいったときに探せばいいんだ（でも、フルサイズのキーボードしかなさそう...）。

イルミネーションは今年で見納め？ 再び節電モード

夏の節電はどこへいったのかというぐらいのイルミネーション。
どうも今年で見納め、しばらく見られなくなるかも。

もうすぐ全ての原発が停止する。そうなれば、電力不足は深刻になる。
今年の夏を輪番停電で乗り切ったからもう大丈夫だと思っていた。でも、来年も輪番停電が必要なんだよね。震災直後だったから仕方ないと思っていたけど、これがしばらく続くとなれば、本当に日本から出ていったほうがいいと考えてしまうかも。

今年の電力不足は、8.8％だったらしい。来年は、13.4％に。今年は、「やるやる詐欺」なんて言われたけど、来年はしっかり停電しそう。
夏は西日本で仕事をしようなんて冗談半分で言っていたけど、原発が止まると関西電力のほうがひどい状況になるらしい。なんと19.3％... 輪番停電は決まったようなもの。九州電力も冬なのに５％節電を呼びかけ中だし。

１月に供給不足の可能性＝火力１基、トラブルで停止―九電

九電によると、相浦２号機の停止が長期化すれば、来年１月の供給力は１４６９万キロワットから１４１９万キロワットに低下。想定される最大電力需要１４５７万キロワットに対し、当初は供給が０．８％上回る見込みだったが、一転して２．６％の不足となる。厳冬だった昨冬並みの最大需要となれば、不足は５．５％に拡大する

九電管内、５％節電スタート…３７年ぶり

九州電力管内で２６日午前、一般家庭や企業に対する昨冬比５％以上の節電要請期間がスタートした。
九電では２５日深夜、玄海原子力発電所（佐賀県玄海町）４号機が定期検査のため運転を停止し、６基すべての原発が止まった。停止により、九電の今冬の電力供給力は１４６９万キロ・ワットに低下する。

イルミネーションをみていると震災直後の緊迫した雰囲気はどこかに行ってしまったかのよう。だから節電しなきゃ大停電になるなんて言われはじめて、ようやく、まだ終わってなかったんだ、これがずっと続くんだ... と気づくんだろうな（背に腹はかえられない。原発を動かせばいいと思う）。
夏の間は、海外でずっと過ごすのもいいかな。本気で「移住」の計画を進めてみよう。Think Global!

内閣支持率36％に急落、不支持逆転53％に

やっぱりというか... あの予算案をみたら、支持する気も失せるよね。

内閣支持率36％に急落、不支持逆転53％に　本社調査
原発事故収束宣言「納得できぬ」78％

日本経済新聞社とテレビ東京が23～25日に共同で実施した世論調査で、野田佳彦内閣の支持率は36％となり11月末の前回調査から15ポイント急落した。不支持率は14ポイント上昇の53％で、９月の野田内閣発足後初めて支持率を上回った。内閣発足から３カ月強で支持率が30ポイント以上も下落したのは2008年の麻生内閣以来。

民主党のマニフェストに期待したのが、そもそもの間違いだったのかな。
「コンクリートから人へ」はどこに行ってしまったのか。公共事業をしっかりやって景気を下支えするのも必要かもしれないけれど、いまはダムを建設したり新幹線を伸ばしたりする時じゃないことぐらい、もはや誰もが知っていること。
これから来るであろう世界恐慌に備えるためにも、国債への依存率を下げて財政再建にしっかり取り組んでいる姿勢を見せるべき。

野党の反対でこの予算案と関連法案がつぶれてくれることを祈るのみ。自民党や公明党がさらに膨れあがった予算案にしないことが前提だけどね。早く解散・総選挙してほしい。票を入れたい政党はないけれど。