民医連の調査結果。
働く世代57%が医療費「支払い困難」
約6割の数字から、社会の格差が、じわじわと広がっているとわかる。支払いが困難という医療費は、3割の窓口負担分。高額療養費制度を使えば、ある程度は戻ってくるはず(申請しないと戻ってこないけど)。
「働いているが低収入のため」とした人のうち67%は非正規労働者というのは、時代を反映しているなあと思う。生活が苦しくなれば、医療保険料を滞納してしまい、しばらくすると無保険になってしまう。窓口で全額負担しなければならないから大変。市町村の窓口にいけば7割分は戻してもらえるけど、滞納した保険料の支払いに充てられてしまうから、 どっちにしても、全額負担。
最後は、市販薬をのんで寝ているぐらいしか方法は無くなってしまう。しかも、寝てばかりいると収入が減ってしまうし、下手をすると仕事を失いかねない。病気にも罹れない、本当にぎりぎりの生活。頑張って働いているのに、こんな生活なんて、どこかおかしいと思うけど。海外のような抗議行動が起こらないのはなぜなんだろう。
戦前は、医療費が払えなくて治る病気で亡くなる人がいたり、借金で一家が離散したりといった悲しいことが多くあったらしい。こんな記事をみていると、再び、そうなってもおかしくないと思ってしまう。
働く世代57%が医療費「支払い困難」
病院でソーシャルワーカーに「医療費の支払いが難しい」と相談した外来・入院患者のうち、20~64歳の働ける世代が57%に上ったことが、全日本民主医療機関連合会(民医連)の調査で3日、分かった。
支払いが困難な理由を「働いているが低収入のため」とした人のうち67%は非正規労働者で、厳しい雇用環境の影響がうかがえる。民医連は「支払いへの不安が、病院での受診をためらうことにつながっている恐れがある」と指摘している。
支払いが困難な理由を「働いているが低収入のため」とした人のうち67%は非正規労働者で、厳しい雇用環境の影響がうかがえる。民医連は「支払いへの不安が、病院での受診をためらうことにつながっている恐れがある」と指摘している。
約6割の数字から、社会の格差が、じわじわと広がっているとわかる。支払いが困難という医療費は、3割の窓口負担分。高額療養費制度を使えば、ある程度は戻ってくるはず(申請しないと戻ってこないけど)。
「働いているが低収入のため」とした人のうち67%は非正規労働者というのは、時代を反映しているなあと思う。生活が苦しくなれば、医療保険料を滞納してしまい、しばらくすると無保険になってしまう。窓口で全額負担しなければならないから大変。市町村の窓口にいけば7割分は戻してもらえるけど、滞納した保険料の支払いに充てられてしまうから、 どっちにしても、全額負担。
最後は、市販薬をのんで寝ているぐらいしか方法は無くなってしまう。しかも、寝てばかりいると収入が減ってしまうし、下手をすると仕事を失いかねない。病気にも罹れない、本当にぎりぎりの生活。頑張って働いているのに、こんな生活なんて、どこかおかしいと思うけど。海外のような抗議行動が起こらないのはなぜなんだろう。
戦前は、医療費が払えなくて治る病気で亡くなる人がいたり、借金で一家が離散したりといった悲しいことが多くあったらしい。こんな記事をみていると、再び、そうなってもおかしくないと思ってしまう。