婚活@港区

東京都港区にて、婚活、始めました。基本は、「待ち」だけど。
恋活・婚活事情、「歳の差婚」を研究中。

少子化の原因は「未婚」だけではない

2011-12-24 15:37:27 | 日記
これまで、少子化が進むのは、未婚が多いからとか、結婚する年齢が上がっているからとか言われてきた。そうじゃなさそう。

少子化の原因は「未婚」だけではない
先日発表された「出生動向基本調査」(国立社会保障・人口問題研究所)によれば、日本の完結出生児数は、過去最低の1.96にまで落ち込んでいることが明らかとなった。完結出生児数とは、1組の夫婦が生涯で作る子供の数であり、未婚の影響を除いて世帯内の少子化の状況を把握することが出来る。
日本の出生率は70年代以降一貫して下がり続けてきたが、この数字は過去30年以上、ずっと2.2前後を維持してきた。だから、未婚こそが最大の問題であり、少子化対策の本丸だという声が根強かった。
今回、この数字が2.0を割り込んだということは、結婚促進、まして正社員化が、少子化対策のゴールとはいえなくなったという現実を示している。

日本型雇用では、男性が総合職として長時間労働、全国転勤といった負担をこなし、女性は専業主婦としてサポートする役割をこなした。だから労使交渉では、妻と子供2人を養える水準を目安に、労働対価というよりも生活給を確保する色合いが濃かった。今回の数字は、そうした“昭和型家族モデル”の崩壊を意味している。


子どもが欲しくても... それに見合った収入がある男性は減っているし、社会的な地位が高くなればなるほど、子どもは大事に育てる=お金と手間がかかるから、多くはつくれない。「昭和型家族モデル」が崩壊したからといっても、簡単には解決できるものじゃないよね。働く女性の半分ぐらいは年収200万円以下。男性の非正規雇用も増えている。こんな状況では、結婚できないし、子育て中は共働きできないから生活が成り立たない。働きたいだけ働けるような仕事は、産業空洞化が進めばなくなっていくわけだし。

解決方法は... 逆転の発想で、「昭和型家族モデル」に戻すのはどうかな。「専業主婦でもいいよ」っていう高所得の男性が20代の女性にモテるような時代に早くならないかな。
クリスマスだけど... 「専業主婦」希望・ゆっくり安心して子育てしたい20代の女性、どこかにいないかな。