一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2016.1.3新年山行 石ブテ東谷 タカハタ谷

2016年01月03日 | 金剛山
2016年新年幕開けの山行は60回目となる金剛山の石ブテ東谷を登ることにしてここの所お決まりの富田林駅に自転車をデポし8時20分始発水越峠行きのバスに乗り込む。
例年1月3日は東大阪花園へ高校ラグビーベスト8の4試合を見に行ってたのだが、今年はラグビー人気と大阪京都兵庫の関西代表が残っていて超満員になりそうなのでパスすることにして金剛山行きを決めた。
今日行く予定の石ブテ東谷は昨年12月初め辺りから気になってネットの情報を調べたりしていたが丸滝谷を登ったり、情報不足も有り先週のもみじ谷を登ったりしていたのだが天気も良く気温もこの時期にしては高く凍結も無さそうなので行くことにする。
葛城登山口でバスを降りて水越トンネル方向へと進みトイレに寄って石筆橋を渡る。



林道を通って沢筋に入り30分で中尾の背、丸滝谷と3方向の分岐に到着。
今日は石ブテ東谷に入るべく落差のある無名滝の左側を目印の看板に沿って高巻いて通過。





無名滝を越えてからは足場が安定しない小滝の連続で立ち止まって足の運びに注意しなければならないがトラロープが大概の小滝に取り付けてあったのでそれを頼りにして登って行った。

















しかしトラロープも滝の横に取り付けられているのだが水に濡れているのがほとんどで握りづらいのと足場が滑るので慎重に通過しなければならなかった。
かなり高度も上がって来たところで二股になりそこは右手へと進んで行く。





右手奥には岩壁があって滝がナメのようなつるつる滑りそうな岩肌で左手にロープがつけられていた。



ここが核心部と思いストックを畳んで背中とリュックの隙間に差し込んで3点確保でロープの結び目と岩肌の足の置き場に細心の注意を払いながら下を見ずに登った。
岩肌は濡れていたがしっかりした岩だったので滑ることなく乗り越せた。
登った上から覘くと高度感があったのでこれ以上淵には行けなかった。



上から周りを見ると滝の左岸、登った反対側の斜面にトラロープ見え滝の下にも高巻くロープが見えたので高巻いて登れたようだ。
もう少し暖かくなった時期にまた来たいと思うのでその時はそちらを通過しようと思う。
その核心部の滝を越えて一つ小滝を超えるとほとんど水量が無い源頭部に辿りつく。



そして右手の植林の斜面にカラーテープが沢山貼ってあるところに踏み跡のある道がついていて中尾の背六道の辻と記されているテープがあったのでその細い道を登る。





斜面を登りきり空が明るい尾根筋に出るとそこはよく知った中尾の背へと登り着いた。





そこから六道の辻はすぐのところにあり、晴れ間が広がる大日岳に到着。





大日岳から金剛山山頂広場へと移動、山頂気温は5℃で今日は随分暖かい。





石筆橋から大体2時間半でこれたが先週のもみじ谷のことを思うと随分時間を要した。
もちろん今日は初めてのルートということもあるが今まで金剛山で登った沢筋のルートでは一番難しかったように思う。
とにかく途中休憩もせずお腹も減ったので陽が当たる空いたベンチに座ってお雑煮を詰めた弁当を食べてのんびりした。
休憩後そろそろ下山しようかと思って歩いていると先週もみじ谷で出会って言葉を交わした奈良市に住むというAさんとばったり出会う。
しばらく山談義をして楽しい一時を過ごすことが出来た。
水越トンネルトイレ付近に車を停めているAさんと別れてタカハタ谷へと歩を進める。
植林地帯から水場へと下り谷筋へと下って行った。



谷筋はすっかり葉を落とした自然林が覆い被さってくるような感じで落ち葉を敷き詰めた道をしゃっしゃっと靴音を立てながら進んだ。





やがて最後のハイライト腰折れ滝に到着。
しばし滝の流れを見て過ごす。



その後林道へと出て千早登山口から13時59分発の富田林行きのバスに乗り込んでうたた寝してる間駅へと着き自転車をピックアップして帰った。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした! (A)
2016-01-03 22:29:45
今日は偶然の再会うれしかったです!
帰りに石ブデ尾根を通りましたが前半は小走りで行けましたが後半はきつい下りでしたU+1F605
石ブデ林道は寂しい道で少し不気味でした。
石ブデ東谷は林道から登山道になる場所の横の川沿いを上がるんですか?
次回ご一緒したいですU+1F604
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Re お疲れ様でした! (konchan53)
2016-01-04 07:58:43
山の話が出来てこちらも楽しかったですわ~
下られた林道を出るまでは植林地帯でした?途中左に逸れて自然林の中を下り谷に出る道もありますよ。
その谷は僕も遡行したことは無い石ブテ西谷です。
石ブテ東谷は下られた林道の対岸になるので取り付きの場所もトイレから少し水越峠方面に進み右手に民家が一軒ある小さな橋を渡って行きますわ、その小さな橋が石筆橋です。
このルート中尾の背、丸滝谷にも行けますのでそのどちらか次回是非一緒に行きましょか~
返信する
Unknown (A)
2016-01-04 15:47:50
石プテ東谷是非行きましょう!
またFBのメッセンジャーで連絡します!
よろしくお願いしますU+1F604
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