一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2018.12.16 マス釣り尾根 カタクリ尾根

2018年12月17日 | 金剛山
朝の寒さが身体に堪える日々になってきて、この日も布団の中でぐずぐずして時を過ごしやっと抜け出す。
そう言えば金剛山のマス釣り尾根も、調べてみれば2年前に一度登ったきりだったので歩いてみることにする。
いつものようにババ谷で車を停めてバス道を一旦下ってマス釣り尾根の登り口へと向かう。
取りつきが判りづらいが踏み跡を見極めて急斜面を登る。
しばらくすると尾根筋に出て東方向に3つほどアップダウンを繰り返していくとババ谷から西側ルートとなる堰堤からのルートとの合流地点に着く。
陽の当たる斜面を登っていると、ふと足下に丸いものが・・・



ひょっとしてTVの日本百名山では何度か見ていたホコリタケでは?と思い側面を軽く押さえてみると薄っすら煙のようなものが出た。
2度目は何も出なかったが、多分ホコリタケに間違いないと思うのだが初めての経験をした。
しばらく歩を進め、妙見尾根とババ谷ルートの出会い手前の静かな場所でインスタント味噌汁とどら焼きを食べて休憩する。
冷たい風が抜けて行くが、指先が痛くなるほどは冷えていないので助かる。
やがて出会いからしばらく登ると文殊尾根に到着。
ここからは下山してくる人や登って来て先を急ぐ人の通過で今までとは様子が変わる。
山頂方向を眺めると気温が高いのか霧氷は見れないようで黒っぽい雰囲気だった。
やがて葉の落ちたブナを眺めて遊歩道へと飛び出る。



いつもは遊歩道を左手に向かうがこの日は右手にとる。
目的はキバラーさんに教えてもらった一の鳥居付近と仁王杉付近の氷華観察。
10時前に一の鳥居に着き隈なく見るが霜柱が所々ある程度でそれらしきものを見つけることが出来なかった。
仁王杉付近も同じで、どうやら氷華が見れるには気温が高いようだ。
氷華は次回の楽しみにしてその場を後にする。
陽の当たる葛城山をしばらく眺めて過ごす。



ひさご池は氷が張っている下で鯉がゆっくり泳いでいた。



ハンコをもらっって国見城跡に向かうと仕事絡みの知人女性とばったり金剛山で二度目の出会い。
転勤されてからの近況を伺ったが通勤が大変なので辞めたとのこと。
挨拶を交わして10時30分のライブカメラに。
午後に雨の予報もあったので人出が少なくライブカメラも3人で写り込む。



1℃とマイナスにはなっていないが寒くて休憩する気になれずちはや園地へ行くことに。
途中、高見山が綺麗に望めたので展望台に上がる。
展望台からは冠雪した大峰の山々がまだ真っ白といった感じではなかったが良く見通すことが出来た。



15分ほどあちこち見ていたらすっかり芯まで冷えたので、暖かなストーブが焚かれているログハウスに飛び込んで暖を取り、持ち上げたお湯で休憩する。
休憩後、ミュージアムを覗いてから下山はカタクリ尾根へ。
カタクリ尾根では落ち葉に何度か足をとられたが、陽の当たる斜面を気持ち良く歩くことが出来る。



百ヶ辻に出るとピノプラン松本さんがおられたので「ヤマケイに載ってましたね」と言うと「そうですわ、なんの断りも無しで」と少々困ったように言っておられたが、良い宣伝になるなあと思う。
ババ谷に戻るとKATAIさんがおられたのでしばらく話をしてから家路についた。



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