一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2010年8月28日浅間山登山

2010年09月01日 | 浅間連峰
06:32        車坂峠発
07:32        トーミの頭     1:00
08:15        湯の平       0:43/1:43
08:29        Jバンド分岐    0:14/1:57
09:34        前掛山着      1:05/3:02
10:06        前掛山発      
10:31        浅間山火口
11:20        Jバンド分岐
11:37        火山館着
12:10        火山館発
13:02        トーミの頭着
13:42        トーミの頭発
14:20        車坂峠

先週の日曜日、穂高のバックカントリーへ新しい夏靴を買いに行ったので今週は試し履きということもあり、手近な浅間山に登ることにする。

新しい靴といえばその日の夜、松本のNさんが連絡をくださったのだが、バックカントリーで買った靴を持って写真を撮ってもらったのが、バックカントリーのホームページにUPされ、それをチェックしたNさんが電話をしてくれたのである。

Nさんとは長野県山岳総合センターの講習で、2度共一緒になり、受講中、同じように冷や汗をかいたりして、何かと話をさせていただいた方だ。

たまに松本近辺に行くことがある時、どうされているのかといつも気になるかたなので、電話をもらって大変嬉しかった。

浅間山登山は朝5時半頃アパートを出発したので、浅間山荘の無料駐車場は開いていないので高峰高原ホテルのある車坂峠へ駐車をする。

ここから浅間山へ登るのはアップダウンがかなりあってハードなので今まで一度も無かったが、靴の加減もみながらトライすることにする。

いつも車坂峠からは眺望がある表コースを行くのだが、この日は朝露に下半身を濡らしながら中コースを通って時間短縮を図る。

中コースからトーミの頭に出ると目の前にこれから登る浅間山が見渡せた。


トーミの頭から眼下に広がる湯の平目指して、ミヤマトリカブトなどが咲いて気持ちの良い草スベリの急な道を慎重に滑らないよう下る。


やがてなだらかになってくると樹林帯に入り、火山館との分岐に到着。

分岐から左に転じてJバンドの分岐を経て、森林限界を抜けてザレた道をひたすら登り詰めると後ろ側にはトーミの頭からJバンドへと続く稜線が広がっていた。

やがて申し訳程度の通行止めロープが見える頃には山頂もガスが掛かってきて頂きを覆い隠してきた。


これでは火口に立っても何も見えないので前掛山へと転じて最後の登りを詰めると、やがて山頂へと到着した。


前掛山山頂もガスのなかだったが休憩を摂ることにしてインスタント味噌汁とオニギリや枝豆を食べて過ごした。

休憩後、時折ガスが切れて山頂も見え始めたので火口に向けて出発。

鞍部に下ってからガレているがしっかりトレースのある道を登り詰めると火口の淵に立った。


この日は風向きがいつもと逆で、こちら側に流れていて何も見えず、噴煙の刺激臭で喉も痛くなりだしたのですぐに折り返して下る。

下山しかけると青空が見え始め、風向きも変わったようで噴煙がいつもの軽井沢側に流れていくよう見受けられたが、もう戻る気にもなれずそのまま湯の平へと下り、火山館へ立ち寄った。


火山館のKさんに挨拶してしばらく他愛のない話しをして過ごす。

この日は午後から天気が崩れるとの予報だったので12時を過ぎたこともあり、火山館を後にする。

分岐から草スベリへの取り付きに向かう頃にはすっかり青空が出てきて、樹林帯から抜けて立ちはだかる崖のような九十九折の登山道は高い所に来たという思いを満喫させてくれ何とも気持ちの良いものだったが、暑くて相当つらい登りとなり、ずいぶん汗を絞られた。


草スベリの中ほどから後ろを振り返ると浅間山が何とも素晴らしかった。


草スベリの登りは途中で止まると歩き出すのが嫌になるのでひたすら我慢し、やっとのことで登りきってトーミの頭へと到着。



もうこの日登りは無いこともあり、ここで靴と靴下も脱いで、佐久平のアパート近辺や千曲川の流れを追いながらゆっくりと過ごした。


のんびりしていると嬬恋村方向の雲が湧き出ていて雷が鳴り出したので、すぐに支度をして樹林帯にすぐに逃げ込めるので往路と同じ中コースを通って下山した。

下山後、布引温泉まで車を走らせ汗を流して帰った。
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