原題:RED (G)
2010年・(111分)
製作:ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ、マーク・ヴァーラディアン
監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ジョン&エリック・ホーバー(兄弟)
音楽:クリストフ・ベック
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ
ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカー ほか
鑑賞日:2011年2月1日 (川崎)
鑑賞前の期待度:★★★
『GANTZ』を観た後、口直しにと観に行った作品。
元CIAのスパイだったフランクは、
平穏な引退生活を送っていた。
だが、突然何者かの襲撃を受ける。
なんと、CIAの抹殺リストに名前が載っていたのだ。
なぜ?
フランクは、現役時代の仲間たちを招集。
元上司のジョーや、
元イギリスのMI6諜報部員のヴィクトリア、
さらには、昨日の敵は今日の友、
旧ソビエトのスパイだったイヴァンにも協力要請。
引退した超一流のスパイたちが、ついに集結。
RED(引退した超危険人物)たちの反撃がはじまる。
果たして、CIAが抹消しようとしている理由とは?
その裏に隠された真の陰謀とは?
第68回ゴールデン・グローブ賞、
作品賞(コメディー/ミュージカル部門)でのノミネート作品。
監督は、
『フライト・プラン』『きみがぼくを見つけた日』のロベルト・シュヴェンケ。
ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、
ヘレン・ミレンのほかにも、
ブライアン・コックス、アーネスト・ボーグナイン、
リチャード・ドレイファスといった、涙物のベテラン俳優がキャスティングされている。
フランクを追うCIAのクーパー役は、カール・アーバン。
『ロード・オブ・ザ・リング』でのエオメル役ほか、
『ボーン・スプレマシー』のキリル役、
『リディック』のヴァーコ役と、ぼくの中ではとても印象に残っている俳優。
そのほか、
TVシリーズ『NIP/TUCKマイアミ整形外科医』のジュリアン・マクマホン、
『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』のレベッカ・ピジョン、
『SEX AND THE CITY』『デクスター ~警察官は殺人鬼』のジェームズ・レマーも出演と、
アメリカのTVドラマを見ている身には、顔なじみのキャスティング。
そして、
とにかくど派手! とにかく豪快! とにかく痛快!
飛び交う銃弾、迫り来る大爆発!!
撃って、撃って、撃ちまくるぅ~!
“ たとえ引退してたって、昔取った杵柄。
ただのハゲオヤジじゃないこと、分からせてやろうか、この青二才が!!
ロー・テク、アナログのどこが悪い!!
FacebookよりFace to Face!!
ネットの友人はひとりもいねぇが、生身の仲間が体を張ってくれるぜ。
おいおい、俺様をグランパなんて呼ぶんじゃねぇ!!
まだまだ、枯れちゃいないぜ。
ハートは熱く、頭はクールな大人の男のラブ・ロマンス。
俺様のドヤ顔、しっかり見とけ!!”
・・・という声が聞こえて来るような、とってもテンションの上がる映画!!
ブルース・ウィリスの渋いオヤジぶり、
モーガン・フリーマンの滲み出る愛嬌、
ジョン・マルコヴィッチのキレ具合、
そして、ヘレン・ミレンのCool Beautyさ。
超一流ベテラン俳優による余裕の演技が心地良く、
ただのアクション映画では終わらない。
ブルース・ウィリスの鉄板度:★★★★★★★★★★★★
ヘレン・ミレンに惚れ惚れ度:★★★★★★★★★★★★★★★
テンション上がる度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
スタントマンたちに大度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
痛快娯楽アクション映画で、気分はスッキリ!
元気になれました。