『パラノーマル・アクティビティ』 原題:Paranormal Activity
2009年 アメリカ
86分
製作総指揮:スティーブン・シュナイダー
監督・脚本:オーレン・ぺリ
鑑賞日:2010年3月10日(新宿)
いろんな意味で、驚いたな~。
わずか135万円の制作費で作られたにもかかわらず、95億円以上の興行収入!
アイディア次第で、上映に耐えうるクオリティーの作品ができるテクノロジーの進歩。
芝居とは思えないリアルな登場人物たち。
怖さの度合いが、一段一段、じっくりと積み重ねられていく演出。
すごい!
怖い!
見事!!
パラマウントがリメイク権を買いながら、これ以上の作品は作れないと、
諦められたという逸話も。
登場人物の会話と超常現象のみでストーリーが進んでいくため、
リアルな怖さが増幅。
劇場で見たから良かったようなものの、
もし、自宅のテレビでひとりで見ようものなら、
あまりにリアル過ぎて、もうその夜は暗くして眠れないと思います。
最後の最後まで、リアルに作られていたので、
劇場で見た観客の中には、戸惑って喋り出す人もいたようでしたが、
場内の明かりが点くまでが作品。
じっと、耳を澄していると何者かの気配が・・・。
いずれにしても、
世界中を驚かせたこの作品で、一番驚いているのは監督たちだろうなぁ。
「まさか、ここまで大化けする(大ヒットする)とは!!」って。
登場人物の会話がリアルすぎる度合い:★★★★★★★★
この映像は本物かもしれないと思い込みそうになる度合い:★★★★★★★★★
1800円の料金は、ちょっと高いかなと思ってしまう度合い:★★★★
でも、DVDが出たら自宅で見たい度合い:★★★★★★★★★★★★
総合評価:★★★☆
料金設定を低くしたら、もっと多くの人が見に行ったような気も・・・。
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