こまったちゃん。のきまぐれ感想記

本・映画・お芝居等の感想をミーハー目線で、その他あれこれ書き散らかしています。

「贋作・罪と罰」

2005-12-24 | PLAY
野田地図(NODA・MAP)第十一回公演「贋作・罪と罰」
開演14:00@シアターコクーン

脚本・演出:野田秀樹
美術:堀尾幸男
照明:小川幾雄
衣裳:ひびのこづえ
選曲・効果:高都幸男
ヘアメイク:大和田一美
技術監督:野中昭二
演出助手:坂本聖子
舞台監督:瀬崎将孝
プロデューサー:北村明子
企画・製作:NODA・MAP
提携:Bunkamura(東京)

出演:松たか子、古田新太、段田安則、宇梶剛士、美波、野田秀樹、マギー、
   右近健一、小松和重、村岡希美、中村まこと、進藤健太郎


高校生のときに文庫で読んだ「罪と罰」。
まったく理解できなかったこまったちゃんです。
帝政ロシアから江戸時代末期へと移行し、主人公をロシアの貧しい学生から幕末の江戸開成所に学ぶ女塾生に置き換えられています。
初演は1995年。NODA・MAP第2回公演であり、出演は大竹しのぶ・筧 利夫・平栗あつみ・生瀬勝久・吹越満・小林勝也、田岡美也子・梅垣義明・阿南健治・山西惇・野田秀樹とこれも今回に負けず劣らず豪華キャストですね~。

私は古田新太目当てでの観劇。
前回の「走れメルス/少女の唇からはダイナマイト!」で役者・野田秀樹とは相性が合わないと感じていたんですが、演出家・野田秀樹との相性ではないと思い、ただただ古田新太の名前に釣られて観ました。
今回分かったことは、演出家・野田秀樹ともけっして相性はよくないということ。
好きな人はホントに好きみたいですが、私から見ると可もなく不可もなく。
役者としての野田秀樹はこまったちゃん的にはうるさくってダメです。
年齢のわりに身軽な点は評価しますけど。これはもう好みの問題なのでしょうがないですね。

今回よかった点も書いておきましょう。古田新太がいいのは当然ながら、今回は松たか子の成長ぶりに目を瞠る思いでした。
「コーカサスの白墨の輪」のときとは雲泥の差!
舞台が水に合ったってことでしょうか。
ドラマに何本出演してもうまくならなかったのに!(松たか子ファンの方、ごめんなさい)
劇団☆新感線の次回作「メタル・マクベス」がいっそう楽しみになりました。

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