こまったちゃん。のきまぐれ感想記

本・映画・お芝居等の感想をミーハー目線で、その他あれこれ書き散らかしています。

試写会「デス・プルーフinグラインドハウス」

2007-08-16 | MOVIE(AMERICA)
試写会「デス・プルーフinグラインドハウス」開映18:30@ブロードメディアスタジオ試写室(月島)

「デス・プルーフinグラインドハウス」 2007年 アメリカ
配給:ブロードメディアスタジオ
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
編集:サリー・メンケ
出演:カート・ラッセル、ロザリオ・ドーソン、ローズ・マッゴーワン、
   シドニー・ターミア・ポワチエ、ゾーイ・ベル、マーリー・シェルトン、
   メアリー・エリザベス・ウィンステッド、トレーシー・トムズ、
   クエンティン・タランティーノ
上映時間:113分 


9時開映とはいえ、守谷から月島。
「間に合うかな~」とドキドキしながら向かいました。
長い一人旅だと思っていたら、所長が門前仲町で飲み会だとのこと。
月島と門前仲町はなんとお隣りの駅。奇遇だわぁ。
月島駅からちょい迷って、到着したのは19:02。
開映してたけど、入れてくれました。
今日の試写会は18:30からトークショーもあったのよね~。
参加できなくて残念だけど、とりあえず映画が観れてよかった

今日はハリウッド最強のオタクとも言われるクエンティン・タランティーノの新作。
そこそこ期待していたものの、期待してた数倍面白かったです。
はっきり言って、この作品大好きだわ(笑)

前半のわざと古くした映像、後半の出だしのモノクローム映像、そしてフルカラー映像。
それぞれに味がありました。
前半は私の知らない女優さんばかりでしたが、
後半は「シン・シティ」でカッコイイ娼婦役で観客を魅了し、
「レント」ではミュージカル版オリジナルメンバーの中で大いに健闘した
ロザリオ・ドーソン、
その「レント」でミュージカル版で男だった役をレズビアン女性役として
存在感を魅せつけたトレーシー・トムズ、
「キル・ビル」でユマ・サーマンのスタントを務めたスーパーウーマン
ゾーイ・ベル、
チアガール姿が超キュートなメアリー・エリザベス・ウィンステッド
の4人がすっごくよかった~。

とくにゾーイ・ベルのスタントにはシビれます。

忘れちゃいけないのは、カート・ラッセル。
包容力のある父親というイメージの彼がタランティーノ映画でも最凶最悪と言っていいんじゃないかというサイコ野郎を怪演。
前半の背筋がゾクゾクするほどの凶悪ぶりとラスト辺りとのギャップがたまりません。
ネタバレになるとアレなんでこれ以上は書きませんが、あたしゃ大笑いでしたよ(笑)

デスプルーフ=耐死仕様と訳されていました。
死なない仕様の車なの。(画像参照)
詳しくは作品を観てちょ。

公開したら、旦那と一緒にもう一度観たいです。

しかし、嫌いな人はまったく受け入れられないかもー。
タランティーノ好きはぜひとも観てくださいね(^0^)/
あー、なんか「ジャッキー・ブラウン」観たくなった。
かっこいいんだよねー、ジャッキー姐さん。好き

さて、グラインドハウスとは60~70年代のアメリカに数多く存在したB級映画ばかりを2~3本立てで上映する劇場の総称。
クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが新世紀のエンターテインメントとして「グラインドハウス」を完成。
ロバート・ロドリゲスの作品は「プラネット・テラー」。
実は明日同じ場所でこっちも試写会があるんだけど、私は「デス・プルーフ」しか当たりませんでした。

「シン・シティ」好きなのでロドリゲス監督の「プラネット・テラー」も観たいなあ。


ウラ話
「グラインドハウス」とは、'70年代のアメリカに数多く存在した劇場の名称で、そこではB級映画を3本立てなどで上映していたという。タランティーノは、少年時代にそこで数多くのスラッシャー映画に出会ったそうだ。この映画は、ロバート・ロドリゲスと組んで、「グラインドハウス」に捧げる作品を互いに作ったうちのタランティーノ版である。そしてこれが、ストーリーも状況設定もめちゃくちゃで、エンディングまで徹底して見事なほどにバカバカしくて最高なのだ。相変わらずディテールへのこだわりが素晴らしく、'70年代のソウル音楽、ムスタングやダッヂなどのアメ車、B級映画からの引用など、タランティーノのオタク要素がこれまで以上にひしめいている。さらにスタントを徹底した全編をみなぎる疾走感は爽快。最近のハリウッド映画に食傷気味の人は、拍手喝采を送るのは間違いないだろう。この映画の細部を読み解くガイド本(スラッシャー映画解説付きで)が出たら重宝しそうだ。
アメリカでは、実際の「グラインドハウス」さながらにロドリゲス版(『プラネット・テラー』)と2本立て、さらに当時のB級映画のパロディともいえる予告編数編をあわせて上映した。しかし、全体で3時間を超える長さのためか、興行的には失敗だったらしい……。日本では一本ずつ、アメリカ版より30分ほど長い再編集を行って公開される。



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