国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

『流星のパドル』by YuMo

2023-05-03 17:11:37 | パドルマジック

 

上掲Tweetの動画を見ていただくと分かるがオリジナリティある作品である。新しいパドルは手に入らないと考えていた私には嬉しいかぎり。
 
YuMo氏の作られた直方体パドル。
まあ、直方体パドルとは勝手に私が言っているだけだが。
どこが直方体かは写真でわかっていただけるとありがたい。
 

直方体だと、使いづらいと思う人もいるかもしれないけれども、あそこが見えにくくなるので安心だし、パドラー(パドリスト? パダリアン?)ならすぐに慣れるでしょう。

奇麗なダイヤモンド一色だけで「出現、移動、分裂、クライマックス」とまあ、起承転結のしっかりとした構成はさすが。

一色での表現って難しいのよ、ほんと。

これらの起承転結はそれぞれ二段構えになっているところが豊かな表現となっている。

「起」の出現(表、裏で二段構え)、「承」の移動(一瞬で行われたのちにじんわりと移動で二段構え)、「転」の分裂(分裂→大分裂の二段構え)でテンポよく進行していく。

そして、「結」のクライマックスである。ここでも先の二段構えになっていて全消失と全出現である。

ここは派手なのでエンディング感があって、演じる方も観る方も満足できるのではないだろうか。

パドルのクライマックスには3「全」則といって「全消滅・全出現・全変化」の3種類がある。

嘘。私が勝手に言っているだけ。

しかし、全消滅と全出現という片方だけでも十分なエンディングなのに二つも入れてくるところはさすがである。

 

 

マジケでパドル屋さんを早くやってください。YuMoさん。

期待しています。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 耐え難きを耐え…。 | トップ | トラベリング・ジュエル »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

パドルマジック」カテゴリの最新記事