●マジックトランプという名前を見たときに私の知人は「妙だぞ。これは日本人が作ったものだね」と語っていた。
●というのもトランプとは本来、「切り札」の意味だそうで。
●小学生のころの教科書だったか、面白いなと思った話として、カードに当たるものを各国語で何というかということと、そのころの日本への文化的影響を述べたものであった。「文化的影響」という難しいことばを使わずに説明していたあたり、秀逸な文章だと思うのだが、題名は忘れた。
カード・・・英語
カルタ・・・ポルトガル語(歌留多の当て字ができるほどの戦国時代あたりからの遊戯系カード)
カルテ・・・ドイツ語(医学用語)
カルト・・・フランス語(料理用語。アラカルト)
●何故にこういう話をしているかというと、先日の「マジックトランプの紹介〜その14~(ディズニー編)」でディズニー系マジックトランプを紹介したが、ディズニーリゾートではいわゆる(※)マジック「トランプ」はマジック「カード」として販売していると気づいたのである。
●さすがディズニーリゾート様である。おそらく次の理由なのではないだろうか。
・日本という日常の空間と違うことを明確にするため。
・「MAGIC CARDS」の表記を入れるこ
とで外国の方のお土産にできるため。
●上記、二つの理由ではないかと、勝手に思っているっす。
※ ちなみに、昨日の記事「『マジックトランプ』での愚痴」で「さては故意犯(いわゆる確信犯のこと)だな。」の「いわゆる確信犯のこと」の部分に国語屋であることが現れていますねと弟子からメールが着ました。
さらにちなみにいっておくと「さては確信犯だな」という部分は『映像研には手を出すな』の台詞より拝借しました。