
映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」
休日を利用してリップヴァン2回目を観てきました。
※ネタバレあります。
やはり映画で観るリップヴァンはいいですね。
配信版やスカパー(スカパーは1話目のみ視聴できました)
にはないシーンがいくつかあります。
また、大画面で観たり、聴いたりする醍醐味は
映画ならではの素晴らしさがありますね。
クラッシック曲にのって、ゆっくりと踊るように話しが進んで行きます。
2回目でも、3時間はあっという間だった気がします。
なんだろうなぁ、、やっぱ、七海と一緒に夢の中にぷかぷか浮いているような
そんな気分かもしれません。
七海は、初めは声が小さくて、生徒にバカにされていました。
でも、離婚し、真白と出会ってから、心が解放されたんでしょうか?
大きな声で、話すこと、笑うこと、泣くことができるようになりました。
ラストの安室とのお別れシーン、
七海から、安室に手を伸ばして、握手を求めるシーンがあります。
ちょっぴり大人に成長した七海の姿があって、
なんだかぼ~っとしていた妹の成長を見届けて、
ほっとした気分を味わえました。

さて、綾野剛さんの生きる安室について。
1回目を観た時から、ず~~っと、考えていました。
お金のためなら、何でもする悪い奴なのか?
七海に近づいたのは、すべてお金のためで、
姑にはめられた原因を作ったのも、全部やっぱ安室が仕組んだものなのか?
本当に1000万円で、真白の心中相手探しを引き受けたのか?
そこには“愛”(人としていろんな意味で)はないのか?
考えても、考えても、分かりません。
そして2回目観ても、やっぱり分からなかったのです。
まあ、映画という虚構の世界の出来事なので、
安室のありのままを受け入れたい気持ちもあります。
ただ、なにせ綾野さんが生きて下さっているので、
いつもの癖みたく、現実の人物のように、あれやこれやと想いを巡らせてしまいます。

安室は、限りなくやさしくて怪しい魅惑のキャラ(笑)
ある先輩ファンブログにお邪魔させていただいたんですが、
安室が泣きながら○○カになって、真白ママとお酒を飲むシーン。
“ウソ泣き”と評していらっしゃいました。
なるほどなぁ、、、と。
それでなんとなく、腑に落ちたようなそんな気分でした。
それまで私は、政治家先生がよく使う“禊(みそぎ)”のようなものか?
と解釈していましたが、それは私が甘かった(笑)
かもしれませんね。
安室のような魅惑のグレー男については、
分析などしてはもったいない?(笑)
綾野さんが紡ぐ言葉の、声の、そして表情の1つ1つを
そのまま受け入れること。
それこそが、綾野ファンの私にとって、
リップヴァンを観る最高の楽しさだと
ひとり勝手に解釈しています。
ムビチケ、、
まだ1枚手元に残ってます。
も一回、いけるかなぁ。。
行けるといいなぁ。
つらつらとスミマセン。
最後まで読んで下さった方、
ありがとうございました。
ましろのお母さんに対しても、始めはその場に合わせた嘘が段々昇華していくような・・・(私も噓泣きだと感じました。)彼は目の前の人をそのまま受けてかえしているようで、ななみにはそう見えたような人で、そうでない人にはそれなりに、とても怖い人だったり。仕事にたいしては誠実とも言えますが、ななみさん、もう縁切ったほうがいいよね。なんだか伊坂幸太郎さんの小説世界に存在していそうな人だと思いました。
初めまして!
ちょっと変わった切口からのコメントをありがとうごさいます!
確かに、七海のようなタイプの人には安室は危険過ぎますね(笑)
でも、きっと七海の周りには絶対にいない全く違う強引なタイプの人だから、彼女には魅力的に見えたのかもしれませんね。
多分、もう会わないんじゃないかな?
そう感じるからこそ、最後の握手シーンで、わたし泣いてしまうんですよね。
寂しくってね。涙
綾野さんが生きた安室だからこそ、
許してしまう危険な悪い奴(笑)
なんですよね。
とし子さん、
こんなブログですが、またいつでもお立ち寄り下さいませ〜