ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

這ひ松の

2018-07-26 03:17:44 | 資料

這ひ松の青くつらなる山上のたひらにそらよいましらみゆく    宮沢賢治



「そらは」ではなく「そらよ」としたのはどうしてだろう。

空に何か偉大るものを感じたのか。
山の峰は平らになっているのだろう。そこが夜明けを迎え白んでくる。
大きな風景画浮かんでくる
そこに神を感じたのだろうか。



あけぬればそらもわれよと光ありしづかに山の色もみえきぬ    揺之






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