決勝にからまぬと。

アジアカップで日本は決勝戦に残れなかった。オーストラリアが勝った。テニスも錦織が決勝には行けなかった。期待が大きすぎると落胆も大きい。十分力は出しているのだが、実力以上に期待が高まるのだろう。案外、期待されていなかったオーストラリア、マレーなんかががんばってしまう。変な期待がかからない内に勝ち上がって勝利するのだろう。無欲の勝利だ。

普段と変わらぬ力で勝つ。肩に変な力の入らない無欲の勝利。そんなところだ。気持ちがはやると力が出ない。考えすぎる。プレッシャーに押しつぶされる。そんな経験は誰しもけっこうあるものだ。どんぐりの背比べをしている差がないレベルでは経験の差が出る。錦織も来年以降が楽しみだ。力をつけて自信をもって挑めば良い結果が出るだろう。若いし。伸びしろがある。